【宮古島ダイビング】ベストシーズンはいつ?—ガイド暦30年が教える月別の透視度・水温・地形の見え方完全ガイド – 宮古島ダイビング|サンアイランド(SUN ISLAND)│エンリッチドエア標準装備・地形派少人数ガイド

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この記事でわかること

・宮古島ダイビングの月別の透視度・水温・コンディションの特徴

・地形ダイビングに一番おすすめの時期とその理由

・「夏が一番いい」という誤解を30年のガイドが正しく解説

「宮古島ダイビングは夏が一番いいんでしょ?」と、よく聞かれる質問です。しかし30年間、年間800〜900本潜り続けてきた答えは少し違います。宮古島の海は、季節ごとにまったく異なる表情を見せてくれます。透視度・水温・光の入り方・潜れるエリアなど、これらが季節によって大きく変わるからこそ、「いつ来ても見どころがある」のが宮古島の海です。月別のリアルなコンディションを、ガイド歴30年のサンアイランド竹内の視点でお伝えします。

 

4月〜6月—春の宮古島。コンディションが変わりやすく、幼魚が現れ始める季節

・水温:23〜26℃

・風向き:北から南へ変化

・透視度:20〜25m

宮古島ダイビング 春 サンゴ 幼魚 伊良部島 4月

春の宮古島は、周期的にコンディションが変わる季節です。当日の風向きに合わせて伊良部島・下地島のどちらかでダイビングをご案内します。水温が徐々に上がり始め、6月上旬ごろからベラ・ブダイ・クマノミなどの幼魚たちが姿を現し始めます。小さな命の誕生を水中で目撃できる、にぎやかになり始める時期です。

ただし、5月中旬から6月末ごろは注意が必要です。例年沖縄地方の梅雨入りはGW前後。梅雨明けは6月中旬ごろとなりますが、この時期は梅雨前線が島の南北どちらに停滞するかによってコンディションが大きく変わります。時化のためダイビングツアーを中止することもあります。

さらに6月中旬の梅雨明け前後には「カーチバイ」と呼ばれる季節風が吹き荒れます。南から南西の風が約1〜2週間続き、伊良部島エリアは時化て透視度が10mほどになることもしばしば。地形スポットへご案内できない日もあるほどです。

宮古島のシーズン毎の見どころもあわせてご覧ください。

 

7月〜9月—夏の宮古島。鮮やかな魚が舞い、光系地形スポットが輝く季節

・水温:27〜29℃

・風向き:南東から南西

・透視度:10〜20m

宮古島ダイビング 夏 アカネハナゴイ 群れ 伊良部島 光

太平洋高気圧に覆われ、安定したコンディションが続く夏。伊良部島エリアがメインとなり、水中に差し込む太陽光のきらめきが半端ありません。光系地形スポット「クロスホール」「ダブルアーチ」「白鳥ホール」では、洞窟内を切り裂くスポットライトのような光が幻想的な景観を醸し出します。

夏は多くのダイバーが宮古島を訪れるシーズンでもあります。人気スポットは混雑しやすいため、朝一番のエントリーでの貸切狙いが有効です。

 

10月〜12月—秋の宮古島。「宮古ブルー」と呼ばれる圧倒的な透視度。地形好きに最もおすすめの季節

・水温:24〜28℃

・風向き:北東から東

・透視度:25〜30mオーバー

宮古島ダイビング 秋 魔王の宮殿 宮古ブルー 透視度30m 地形

地形ダイビングが好きなダイバーに、最もおすすめしたいのがこの時期です。ダイビングスポットが伊良部島から下地島へと移り、透視度が格段によくなります。日によっては透視度30mオーバーという、現地ガイドたちが「宮古ブルー」と呼ぶほどの圧倒的な青さが広がります。起伏に富む下地島の地形スポットが、この青さでさらに際立つ地形の造形美を最大限に楽しめる季節です。

特に9月中旬から10月末は、例年透視度30mオーバーの日が多く、夏の余韻を残すギラギラ太陽が光系地形スポットに降り注ぐことで、洞窟内の暗闇を切り裂く閃光のような光を見ることができます。透視度と日差し、そして下地島というエリアの三拍子が揃う、年間最高のコンディションが期待できる時期です。

宮古島ダイビングスポット一覧で下地島の地形スポットを詳しくご覧いただけます。

 

1月〜3月—冬の宮古島。透視度は安定、少人数でゆったり潜れる穴場シーズン

・水温:22〜23℃

・風向き:北風が強まる

・透視度:20〜25m

宮古島ダイビング 冬 マリンレイク 地形 下地島 少人数

通年で最も水温が低くなる冬。ウェットスーツの方はベストやフードの着用が必須です。ドライスーツをお持ちの方は快適に潜ることができます。

高気圧の張り出しが強まると全般的に北風が強まり、下地島がメインとなります。波高が4mほどの時化の際には宮古島南岸エリアへ潜ることもあります。

透視度は20〜25mと安定しており、地形の造形美はしっかり楽しめます。そして冬ならではの大きな魅力があります。夏に比べてダイバーの数が少なく、マンツーマンに近い状態でゆったりと潜れること。「冬はごちゃごちゃしなくて快適!」とおっしゃるリピーターも多いほどです。

さらに冬は予想外の出会いもあります。先月2月、下地島「中の島チャネル」で潜っていると、なんとナンヨウハギの幼魚がハナヤサイサンゴを住処に泳いでいました。例年幼魚が見られるのは初夏から秋口にかけてが一般的。しかし宮古島の海は、いつでも新たな発見と驚きでダイバーを楽しませてくれます。

 

地形ダイビングのベストシーズンは「9月・10月」

「夏が一番いい」と思っているダイバーが多いですが、地形ダイビングに限っていえば9月・10月が最もおすすめです。理由は3つあります。

① 透視度30mオーバーの「宮古ブルー」 9月中旬から10月末は例年透視度30mオーバーの日が多く、穴の青さが際立ちます。

② 夏の余韻を残す太陽光 ギラギラ太陽が光系地形スポットに降り注ぎ、洞窟内に閃光のような光が走ります。

③ エリアが下地島 伊良部島エリアに比べ、地形の形状のバリエーションもダイビングスポット数も豊富な下地島がメインとなります。

ただし、どの季節にも見どころはあります。春は幼魚の誕生、夏は光のきらめき、秋は宮古ブルー、冬は少人数でのゆったりダイビングなど、宮古島の海は通年を通して見どころ満載です。「この時期がおすすめ」と一概に限定できないほど、豊かな海が待っています。

 

まとめ

【4〜6月】水温上昇・幼魚登場。梅雨とカーチバイに注意

【7〜9月】安定したコンディション。光系地形スポットが輝く夏

【10〜12月】宮古ブルーの透視度30m超。地形好きに最もおすすめ

【1〜3月】少人数でゆったり。冬ならではの穴場シーズン

【地形ダイビングのベスト】9月・10月——透視度・光・エリアの三拍子が揃う

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(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)

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