この記事でわかること
・器材セッティングの基礎
・セッティング後の安全チェック
器材セッティングの段階での小さなミスが後々重大な事故に繋がる可能もありますので、初心者でまだ不慣れな方やブランクがあってあまり覚えていないという方はここで今一度器材セッティングについておさらいしておきましょう。
器材セッティングの手順と気をつけること
まずは器材セッティングの手順をおさらいしましょう。
1.シリンダーにBCDを取り付ける
2.レギュレーターのファーストステージをシリンダーに取り付ける
3.インフレーターホースと中圧ホースを取り付ける
重器材のセッティングは大きく分けてこの3ステップで終わります。
それでは、取り付ける時の注意点を見ていきましょう。
BCDの取り付け手順と注意点
まず最初にやりがちなミスはBCDよりも先にレギュレーターを取り付けてしまうというミスです。
先にレギュレターを取り付けてしまうとその後BCDを取り付ける段階でホースやファーストステージが邪魔になってきます。
なのでまずは取り付ける順番を間違えないようにしましょう。
最初に取り付けるのはBCDです。
取り付け易いように自分はシリンダーの後ろ側(Oリングが見えない側)に立ちます。
次にタンクベルトが自分に向かい合う向きでBCDを持ったらそのままタンクベルトをシリンダーに通して取り付けていきます。
その時の注意点は、角度、高さ、緩みがないかの3つです

まず角度はBCDの背中に当たる部分とシリンダーのバルブが平行になるように調節します。
ここで角度がズレてしまうと後々レギュレーターを取り付けた時にファーストステージの向きも一緒にズレてしまうことで、セカンドステージを加えた時にホースに引っ張られるような感覚があるので注意しましょう。
そしてBCDの高さですが、高すぎるとベルトがシリンダーから外れ易くなったり、低すぎると泳ぐときに頭にレギュレーターのファーストステージがぶつかってしまったりします。
人によって多少の好みはでてくるのですが、基本的にはバルブの一番高い位置とBCDの首元の高さが合うような位置に調節するとちょうどいい高さになりますよ。
角度、高さの調節が出来たらタンクベルトを閉めていきます。
ここで緩みがあると水中でBCDからシリンダーが外れてしまう原因になりますから、ベルトを閉めたら緩みがないかチェックします。
足でシリンダーが動かないように抑えたら手でタンクベルトを持って動かないかしっかりめに力を加えて確かめましょう。
ベルトに緩みがないことが確認できたらBCDの取り付けはOKです。
レギュレターの取り付け手順と注意点
BCDが取り付け終わったら次はレギュレーターの取り付けです。
ここでの注意点はレギュレーターの向きとヨークスクリューを締めすぎないことです。
まずは自分の右手側にセカンドステージ、左手側に中圧ホースが来る向きにレギュレーターを持ちます。
向きを反対向きにしてしまうと後にインフレーターホースと中圧ホースを接続できない、もしくは接続しても邪魔な位置にホースが来るので間違えないようにしましょう。
次にシリンダーのOリングの部分にゴミや水分があるとレギュレーターを取り付けた時に中にゴミや水分が入って故障の原因にもなるので、シリンダーのバルブを少し開けて空気圧で余計なものを飛ばしてあげます。
また、この時Oリングがついていなかったり、ヒビ割れていたりするとエア漏れの原因になりますので、ファーストステージの接続前に確認をしておきます。
そしてヨークスクリューを緩め、ダストキャップを外してファーストステージの接続部分とシリンダーのOリングの部分をあわせ、ヨークスクリューを閉めていきます。
ここでヨークスクリューを力いっぱい閉めてしまうと圧力がかかったあと外れなくなってしまうこともあるのできつく締めすぎないようにしましょう。
よく言われている目安としては、3本指で閉める程度の力加減ですね。

ヨークスクリューを閉め終わったらレギュレーターとシリンダーの取り付けもOKです。
インフレーターホースと中圧ホースの取り付け
最後は簡単です。
ホースを抑えながら先端のカプラーを引き下げます。
そのままインフレーターホースの金具の部分に差し込むとカチッとカプラーが元に戻って固定されます。
取り付けたらホースが外れないか引っ張ってみて確認もしてみましょう。
確認が出来たらインフレーターホースの蛇腹の部分や肩口のところに中圧ホースをブラブラしないように固定するフックのようなものがあるので固定しておきましょう。

そこまで出来たら重器材のセッティングはバッチリです。
セッティング後の安全チェック
セッティングが終わったら実際に水中で問題なく使えるかどうかチェックをします。
1.バルブを開ける
2.残圧計のチェック
3.セカンドステージ、オクトパスのチェック
4.BCD、インフレターホースのチェック
バルブを開ける
バルブを開ける時の注意点は残圧計のガラス面を地面に向けておくことです。
バルブを開けて圧がかかることで稀に残圧計のガラス面が割れてしまうことがあります。
私自身も今まで1度だけ遭遇したことがあることですので、皆さまも気をつけましょう。
またバルブを開けた段階でエア漏れの音がしていないかも確認しておきましょうね。
残圧計のチェック
まずはガス量の確認をしましょう。180から200barほど針が示していれば満タン空気が入っていてokです。
セカンドステージ、オクトパスのチェック
残圧の確認が出来たら次はセカンドステージのチェックです。
パージボタンを押して空気を出してみます。
この時空気の匂いも嗅いでみましましょう。
次に実際に加えて呼吸してみます。
ここで万が一異臭がしたり、変な味がした場合はシリンダー内の空気が汚染されているのでそのシリンダーを使うことはやめましょう。
またマウスピースが切れてしまっているとそこから水が入ってきて水中で水を飲んでしまうことに繋がるのでマウスピースしっかり確認しておきましょう。
確認出来たらオクトパスも同じ手順でチェックします。
2つとも確認出来たらOKです。
BCD、インフレーターホースのチェック
次にインフレーターホースの給排気のチェックをしてみます。
機材によってボタンの位置が変わってくるのでここでしっかり確認しましょう。
そして吸気ボタンと排気ボタンをそれぞれ押してみて問題なく給排気ができることを確認してください。
また吸気をする時にはBCDにパンパンに空気を入れてみてエア漏れしていないかの確認もしてみましょう。
BCDも物によって形状やベルトの位置など変わっているのでレンタル器材の場合はそこもしっかり忘れずに確認をしてくださいね。
ここまで全て問題なく確認出来たら重器材のセッティングと安全チェックはOKです。
ダイビング器材セッティング:よくある質問(FAQ)
Q1:講習以外でもセッティングの手順を教えてもらえますか?
A1: 当店では、レンタル機材に関してはスタッフがセッティング、シリンダー交換を行っております。もし練習を一緒にしたいということであれば1度お声かけ頂けたら一緒に1つづつ確認をいたしますので、1度ご相談ください
Q2:安全チェックもインストラクターが一緒にやってくれますか?
A2: 基本的にダイビング前に担当インストラクターがお客様と一緒に器材チェックを行います。
Q3:ブランクがあって自分の機材を持ってきたけど何年も使用していないので実際に使えるか分かりません
A3: ご不安があれば一緒にチェックをして、もし異常があれば、予備で器材一式船に積み込んでありますのでレンタルのものを使っていただくことも可能です。
まとめ
当然ですが、器材がなければダイビングをすることはできません。
陸上では些細なことも水中へ入ると大きなリスクに変わることもあります。
しっかりとダイビング前に器材の準備をして、安全チェックをした上で成り立つアクティビティですので、もし記事を読んだだけではご不安という方も気軽にスタッフにご相談ください。
安全にダイビングを楽しむために事前にしっかりと準備をしていきましょう!
宮古島の地形を、もっと鮮やかに、もっと安全に!
創業20年のサンアイランドでは、宮古島ダイビングスポットを知り尽くしたガイドが、皆様の宮古島ダイビングにおける忘れられない感動体験を全力でサポートします。
■今日のポイントを詳しく解説!【宮古島ダイビングスポット一覧をみる】
(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)
■宮古島の地形の魅力をさらに深く知りたい方は【地形ダイビングの魅力とは】もぜひご覧ください。
最大6名までの少人数制と、身体に優しいエンリッチドエア(ナイトロックス)無料提供で、ブランクのある方や初心者の方も、焦ることなく宮古ブルーの世界を心ゆくまで堪能していただけます。まずは、お気軽にご相談ください。
-
■どんな人がガイドするの?【サンアイランドのスタッフとこだわりをみる】
(※私たちの想いを紹介しています) -
■あなたの宮古島ダイビングを一緒に計画しましょう。【お申込み・お問い合わせはこちら】
(※宮古島の海を楽しみたい方を全力で応援します) - \ サンアイランドの「今」を更新中! /Instagram:今日の宮古島の海をのぞいてみる












