今日のハイライト
・「初めての地形ダイビングで不安で……」と朝おっしゃっていたMさんが、3本目終了後にとびっきりの笑顔で「めちゃくちゃ楽しかった!」と叫んだ。この瞬間のためにガイドをしていると、あらためて思った。
・大潮の干満差が激しく午前中は全スポットに流れ。昼過ぎの潮止まりを狙い、「なるほどザ・ケーブ」を貸切で独占。迸る光の差し込みと圧巻の洞窟探検を手に入れた。
・魔女の部屋のクマノミコロニー、数え始めたら15匹を超えたところで数えるのをやめた。これからの水温上昇で幼魚がどこまで増えるか、今から楽しみ。
梅雨前線が沖縄地方から離れ、本州を覆う高気圧の西の縁の影響で東北東8m/sの風がやや強く吹く1日。潮周りは大潮で、満潮am6:15(潮位183cm)・干潮pm0:55(潮位-8cm)と干満差が大きく、午前中は下地島エリアのどのスポットにも流れが入っていました。気温27℃とはいえ、風が強くダイビング後に濡れた身体に当たる風は若干肌寒い。休憩中は風を通さない上着があると快適です。
こうした海況を踏まえながら、ファンダイビングのKさん・Mさんをワタシが担当し、体験ダイビングのKさんはスタッフ神尾が担当。昨日Kさんが他ショップで潜った「中の島チャネル」「魔王の宮殿」と被らないよう、且つ初めての地形ダイビングに臨むMさんのコンディションを最優先にしながら、ダイビングスポット選びを行いました。
当店のボートファンダイビングの料金やスケジュールはファンダイビング詳細ページを、宮古島で安心の少人数制ダイビングショップをお探しなら、まずはサンアイランドのトップページから私たちのこだわりをご覧ください!
海況ログデータ
・天候:晴れ
・気温:27℃
・水温:24℃
・風向:東北東 8m/s
・波高:2.5〜3.0m
・透視度:15〜20m
ダイビングスポット
①魔女の部屋
②35ホール
③なるほどザ・ケーブ
🤿 ガイドの一言
初めて地形ダイビングに臨む方を案内する際、ワタシが特に意識するのはスポットの「順番」と「規模感」です。1本目は開口部が大きく、水底に沿って移動できる魔女の部屋からスタートし、まず地形に慣れてもらう。2本目でスキルに問題なければ縦穴のある35ホールへステップアップ。3本目で洞窟探検の醍醐味を存分に味わえる「なるほどザ・ケーブ」へ。この流れは偶然ではなく、ゲストの表情とスキルを見ながら毎本組み立てています。Mさんが3本目に感じた感動は、この積み上げがあってこそだと思っています。
ダイビングレポート
1本目|魔女の部屋 — 地形デビューの不安をクマノミ15匹超えのコロニーが吹き飛ばした

初めての地形ダイビングに臨むMさんへの配慮から、1本目は開口部が大きく潜りやすい魔女の部屋からスタート。エントリー後、水面で呼吸・マスクへの浸水の確認を済ませ、ゆっくりロープ潜降。水面では不安を口にしていたMさんでしたが、水中ではアイコンタクトもしっかり合い、BCDへの給排気で中性浮力をキープされ、落ち着いてる様子。

ホールへ向かう途中、クロユリハゼが水底から20cmほどの中層を普段以上にふわふわと浮遊していました。大潮の流れの影響でしょうか。いざホール内へ侵入すると、定番のアカマツカサと水中ライトで色が復元するイソバナをご紹介。Mさんの初めての洞窟体験は、まずは1つのホールだけに絞り、安心して楽しんでもらえるよう配慮しました。
そしてホールを出た後、お二人を夢中にさせる出会いが待っていました。直径20cmほどのイソギンチャクを住処にする、大きさ1cmから10cm弱のクマノミたち。

数え始めたら15匹を超えたところで諦めました(汗)。体長1cmほどのちびっこクマノミをじっくり観察するお二人の表情は、もう地形デビューの不安など跡形もありませんでした。これから水温が上がり幼魚がさらに増えてくる季節。このコロニーがどこまで賑やかになるか、今から楽しみで仕方ありません。
2本目|35ホール — 縦穴のスポットライトをギリギリ11時に滑り込みキャッチ

1本目でスキルも表情も問題なかったMさんを見て、2本目は縦穴から光が差し込む35ホールへステップアップ。縦穴のスポットライトが見られるのは午前11時がギリギリのタイミング。「どうかな……」と祈りながらご案内しましたが、なんとか縦穴からスポットライトの光線が見えました。ほっとしました。
久しぶりのご案内となったこのスポットで、今日は新たな発見がありました。棚の側面のオーバーハングの奥に、スカシテンジクダイの幼魚が群がっていたのです。まだそれほど数は多くありませんが、このまま水温が上がり順調に育てば、夏から秋にかけてオーバーハング内を埋め尽くすほどの群れになるはず。今から次の訪問が楽しみです。
3本目|なるほどザ・ケーブ — 他ショップをかわして貸切獲得。迸る光の回廊をMさんと独占

晴天で太陽が真上に位置するこのタイミングで「なるほどザ・ケーブ」へ向かおうとした矢先、他ショップが3軒やってきて先に潜り始めました。ここで無理に潜っても混雑した洞窟内では感動は半減します。ワタシは迷わず長めの昼休憩を取ることに決め、他ショップが全員上がるまでじっくり待ちました。
その甲斐あって、侵入した洞窟内は完全な貸切状態。天井の割れ目から迸るように差し込む放射状の光が洞窟の暗闇を切り裂き、光の回廊が広がっていました。
3本目を潜り終えたMさんの表情が、朝の不安顔と全く別人でした。「地形ダイビング、めちゃくちゃ楽しかった!特になるほどザ・ケーブの洞窟を探検してる際、頭上の穴から眩い放射状の光にときめきました」という言葉に、ワタシ自身も胸が熱くなりました。
サンアイランドは、初心者・ブランクがあるダイバーさんが、安心して地形ダイビングをお楽しみいただけるようサポートしてます。詳しくはブランク・初心者でも安心して地形を楽しむ新常識をご覧ください。
宮古島の地形スポットの魅力については地形ダイビングとはもぜひご覧ください。
まとめ
【魔女の部屋】初めての地形ダイビングを安心してスタートできる開口部の大きなホールと、15匹超えのクマノミコロニーで不安が吹き飛んだ1本
【35ホール】ギリギリ11時の縦穴スポットライトを滑り込みキャッチ。オーバーハング奥のスカシテンジクダイ幼魚という新発見もあった1本
【なるほどザ・ケーブ】他ショップをかわして貸切を獲得。迸る光の回廊を独占し、初めての地形ダイビングのフィナーレを飾った1本
Mさん、Kさん、本日のご利用ありがとうございました。秋の宮古島を検討されているとのこと、10月は透視度30mオーバーも珍しくなく、気温・水温・晴天率ともに年間最高のコンディションが揃うベストシーズンです。ぜひまたいらしてください。お待ちしています。
明日の予告
明日から週半ばまではメンテナンスや作業の予定となっており、次回のうみ日記は週末のツアーからになります。次の投稿もどうぞお楽しみに!
宮古島の地形を、もっと鮮やかに、もっと安全に!
創業20年のサンアイランドでは、宮古島ダイビングスポットを知り尽くしたガイドが、皆様の宮古島ダイビングにおける忘れられない感動体験を全力でサポートします。
■今日のポイントを詳しく解説!【宮古島ダイビングスポット一覧をみる】
(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)
■宮古島の地形の魅力をさらに深く知りたい方は【地形ダイビングの魅力とは】もぜひご覧ください。
最大6名までの少人数制と、身体に優しいエンリッチドエア(ナイトロックス)無料提供で、ブランクのある方や初心者の方も、焦ることなく宮古ブルーの世界を心ゆくまで堪能していただけます。
宮古島で安心のダイビングショップ、大迫力の地形で感動する宮古島ファンダイビングをお探しなら、まずは、お気軽にご相談ください。
(※ご一緒のグループでの体験ダイビングやライセンスコースの受講も大歓迎です!)
-
■どんな人がガイドするの?【サンアイランドのスタッフとこだわりをみる】
(※私たちの想いを紹介しています) -
■あなたの宮古島ダイビングを一緒に計画しましょう。【お申込み・お問い合わせはこちら】
(※宮古島の海を楽しみたい方を全力で応援します) - \ サンアイランドの「今」を更新中! /Instagram:今日の宮古島の海をのぞいてみる












