今日のハイライト
・梅雨時期に下地島エリアで透視度30mオーバー、水温25〜26℃という奇跡のコンディション。一昨日の伊良部島での透視度10〜15mからの急回復に、ゲスト全員が驚きの声を上げた。
・三大地形スポット「アントニガウディ」を他ショップ不在の貸切で潜ることができた。水深32mから見上げた5つの穴の造形と青みが重なる景色に、リピーターNさんから「この時期にここに来れるなんてラッキー!」という言葉が飛び出した。
・アントニガウディへの道中、水深22mにマダラエイを発見。ゲストの視線が向いたことに気づきながらも、減圧不要限界とガス消費のリスクを考え、あえてスルーする判断をした。ガイドとしての優先順位の話を、ダイビング後に正直にお伝えした。
5月下旬の梅雨時期に下地島エリアへ出航できること自体が珍しいのですが、今日はそれだけにとどまりませんでした。透視度30mオーバー、水温25〜26℃となり「宮古ブルー」と呼ばれるあの青みが、梅雨の曇り空の下でも力強く海中に広がっていました。一昨日の伊良部島エリアでの透視度10〜15m・水温24〜25℃からの急回復で、水中のストレスが一切ない最高のコンディションでした。
なお台風6号が勢力を強めながら北上中です。当初の予想進路から西にずれ、最新予報では沖縄本島と宮古島の間を通るコースとなっており、宮古島も暴風域に入る公算が高まっています。今後の動向を引き続き注視します。
本日はリピーターの皆さんが集まり、ワタシとスタッフ神尾の2チームに分かれ、下地島エリアの「青さが映える地形スポット3選」へ。
ご案内したアントニガウディや中の島チャネルの詳しい見どころや、初心者向けダイビングスポットの紹介は宮古島地形ダイビング完全ガイドで詳しく解説しています。
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海況ログデータ
・天候:曇り時々晴れ
・気温:31℃
・水温:25〜26℃
・風向:北 7m/s
・波高:1.5m
・透視度:30mオーバー
ダイビングスポット
①なるほどザ・ケーブ
②アントニガウディ
③中の島チャネル
🤿 ガイドの一言
透視度30mオーバーの海は、地形スポットの印象をがらりと変えます。洞窟の出口の「青」がより深く、穴の造形の輪郭がより鮮明に浮かび上がる。曇りでも、青みはここまで映えるのかと、今日はワタシ自身も改めて驚かされました。梅雨の下地島エリアでこのコンディションが揃う日は多くない。だからこそ、今日ここに来られた皆さんは本当にラッキーでした。
ダイビングレポート
1本目|なるほどザ・ケーブ — チェックダイブを兼ねた洞窟探検。透視度30mが洞窟の黒と青を誇張させた

本日から合流したSさん・Kさん・Tさんの初日1本目はチェックダイブも兼ね、なるほどザ・ケーブへ。天井の割れ目から差し込む青と、洞窟内の黒とのコントラストが透視度30mオーバーの恩恵を受けていつも以上に誇張されていました。
洞窟内にはハタンポとアカマツカサが群がり、水中ライトを当てると一斉に同じ方向へ泳ぎ回ります。この一体感のある動きは、地形ダイビングならではの光景で、ゲストの皆さんも見惚れていらっしゃいました。
2本目|アントニガウディ — 貸切の三大地形スポット。水深32mから見上げた5つの穴と宮古ブルーが重なった

潜水前のブリーフィングで「次はアントニガウディです」と告げた瞬間、皆さんから「嬉しい〜!」「やった〜!」と歓声が上がりました。梅雨時期に下地島エリアへ来られること自体が珍しいなか、三大地形スポットへのご案内ということで、テンションが上がるのも当然です。
タイミングよく他ショップが誰もいない貸切状態で侵入できました。メインの見どころ「水深32mから見上げた5つの穴が織りなす造形」をご案内すると、透視度30mオーバーの青みがホール内をより鮮明に照らし、穴の造形を一層誇張していました。リピーターKさんがマスク越しに表情を和らげ、じっくりと見入っている様子が印象的でした。
ダイビング後、Kさんから「移動中にエイがいましたよね?」と聞かれました。そうです、水深22mの水底にマダラエイがいました。正直、ワタシも引き寄せられる気持ちはありましたが、アントニガウディへの往復途中で水深22mに立ち寄ることは、減圧不要限界の消費・ガス消費量の増加・ヨーヨーダイビングのリスクを招きます。今日の目的はあくまでアントニガウディの造形を安全に楽しんでいただくことです。その判断をKさんに正直にお伝えすると、納得してくださいました。大物への誘惑より、安全なダイビングを優先すること。これはガイドとして譲れない一線です。
ダイビング後、リピーターNさんから「まさかこの時期に下地島エリア、しかもアントニガウディに来れるなんてラッキー!ホール内部から見上げた穴の造形をより誇張させる青みがなんとも言えない」という言葉をいただきました。この言葉が、今日のすべてを語っていました。
3本目|中の島チャネル — 割れ目の青と壁の黒が織りなすクレパスと、ネムリブカ幼魚の不在

割れ目の青と壁面の黒が織りなす不規則なクレパスを探検。透視度30mオーバーの恩恵で、クレパスの奥まで見渡せる開放感は格別でした。中層を泳ぐ際の浮遊感も、この透視度があってこそのものです。

先日まで顔を見せてくれていたネムリブカの幼魚が今日は姿を消していました。台風接近の影響でしょうか、それとも別の理由か。また次回会えることを期待しながら、3本目を終えました。
三大地形スポットの詳細は宮古島ダイビングスポット一覧もぜひご覧ください。
まとめ
【なるほどザ・ケーブ】透視度30mオーバーが洞窟の黒と青のコントラストをより誇張。ハタンポとアカマツカサが一斉に泳ぎ回る地形ダイビングならではの光景を堪能した1本
【アントニガウディ】梅雨時期に三大地形スポットを貸切で独占。水深32mから見上げた5つの穴と宮古ブルーが重なる絶景に歓声が上がった1本。安全を優先したガイドの判断もあった
【中の島チャネル】クレパスの明暗コントラストを透視度30mの青さが引き立てた。ネムリブカ幼魚の再会を次回に期待した1本
昨日からご参加のMさん・Nさん、2日間ありがとうございました。伊良部島と下地島、2つのエリアそれぞれの魅力をお楽しみいただけたでしょうか。まさか梅雨の時期に透視度30mの下地島を潜れるとは、ワタシも嬉しい驚きでした。またのご来店を心よりお待ちしています。
明日の予告
明日もツアー開催予定です。台風6号の動向を注視しながら、最善のコンディションでご案内します。どんな海が待っているか、明日の「うみ日記」もお楽しみに!
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(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)
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