この記事でわかること
・宮古島「ツインホール(青の洞窟)」がどんなスポットで、何が見どころなのか
・体験ダイビングでツインホールへ入れる条件と、確約できない理由の正直な解説
・7〜8月限定で現れる「キンメモドキ・スカシテンジクダイの群れ」という特別な体験
「宮古島で青の洞窟に入りたい」そんなリクエストを事前にいただくことがあります。結論から言うと、サンアイランドの体験ダイビングでツインホール(青の洞窟)へご案内することは可能です。ただし、条件が揃った時に限ります。ガイド歴30年の現場目線で、正直にお伝えします。
ちなみに、台風接近前の貴重な晴れ間となった直近のリアルな海況や、実際のボートツアーで「魔王の宮殿」などを攻略した様子は、本日の宮古島うみ日記で公開しています。あわせて参考にしてください。
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ツインホール(青の洞窟)とはどんなスポットか
ツインホールは伊良部島の北東「サバ沖」エリアに位置する地形スポットです。トゥリバーマリーナから船で約20分。崖際に直径1.5〜2mほどの穴が2か所並んでおり、奥行き25mほどの洞窟が広がっています。
最大水深は10mほどで、洞窟内部の水深は約2m。洞窟内で浮上することも可能なスポットです。この「水深が浅く浮上できる」という特性があるからこそ、サンアイランドでは体験ダイビングのゲストをご案内できる、唯一の地形スポットになっています。
見どころは、洞窟内部から出入口を見た時の「背景の黒と青のコントラスト」。暗い洞窟の中から切り取られた出入口の青が、息をのむほど鮮やかに目に飛び込んできます。
7〜8月限定の特別な光景—キンメモドキとスカシテンジクダイの群れ

例年7月から8月中旬にかけて、洞窟内部にキンメモドキ・スカシテンジクダイの群れが現れます。出入口の青を背景に、魚たちのシルエットが目の前を覆い尽くすように広がる光景は、ダイビングを何十本も経験したゲストでも言葉を失うほどの迫力です。
昨年8月にご参加いただいたゲストの方をこのタイミングでご案内した時のことを今でも覚えています。洞窟内部に群れる魚たちに囲まれ、手を伸ばしながらレギュレーター越しに「わぁー!!」と歓声を上げられていました。洞窟を出た後、ギラッとした帯状の光が水中に差し込む場面では、暗さから突然の明るさに目を細めるほど。
体験ダイビングを終えた後、肩で息をするような興奮気味の表情で「洞窟の中で全く逃げない魚の群れと、洞窟を出た後のきらめきが忘れられない」「ライセンスを取得してダイビングをやりたくなりました!」とおっしゃっていただいた時は、ガイドとして本当に嬉しかったです。
体験ダイビングでツインホールへ入れる条件

ツインホールへご案内できるのは、以下の条件が揃った時です。
海況の条件として、風向きが南東〜南西で波高1〜3mの範囲内であること。潜れる時期も例年5月下旬から9月中旬に限られます。
潮位の条件として、特に春から初夏の大潮・干潮時は干満差が大きく、洞窟内部の水深が2mを切ることがあるためご案内しません。干潮時間前後2時間ほどは対象外です。
時間帯の条件として、洞窟出入口への光の差し込みが最大になるのは12〜14時頃です。ただし潮位・天気・風向き・波の高さが全て重なった上での判断になるため、「この時間帯なら確実に最高」とは言えないのが正直なところです。
ツアー全体の都合として、同じ船にファンダイビングのゲストも乗船しています。複数日ご参加のゲストは基本的に同一スポットへの連続案内はしないため、その兼ね合いもあります。
「リクエストしても確約できない」理由を正直にお伝えします
ツインホールは体験ダイビングでご案内できる唯一の地形スポットですが、上記の通り様々な条件が揃わないとご案内できないのが実情です。お問い合わせ・ご予約の際に必ずこの点をお伝えし、ご了承いただいた上でツアーにご参加いただいています。
「絶対に青の洞窟に入りたい」という前提でご予約されると、当日ご期待に添えない場合にがっかりさせてしまうことになります。「条件が揃えばご案内する、揃わなければ別の素晴らしいスポットへ案内する」この前提でご参加いただける方を、ワタシたちは全力でご案内します。
体験ダイビングのご予約・詳細は体験ダイビングのご案内をご覧ください。
ツインホールに行けない日も、宮古島の海は十分すぎるほど楽しい
ツインホールへ行けない日は、伊良部島エリアの他のスポットへご案内します。透視度20m前後のサンゴと魚が広がる「サバ沖アウトリーフ」や、「サバ沖イーストコーラル」など、体験ダイビングでも十分に楽しめるスポットは他にもあります。その日の海況で「一番いいもの」をお見せするのがガイドの仕事です。
宮古島の各スポットの詳細は宮古島ダイビングスポット一覧をご覧ください。
🤿 ガイドの一言
ツインホールは、体験ダイビングで入れる地形スポットとしては宮古島屈指の場所です。特に7〜8月の魚の群れが洞窟を埋め尽くす光景は、何度見ても圧倒されます。ただ、条件が揃わなければご案内できない、それがこのスポットの正直なところ。タイミングが合った時に、その感動をぜひ一緒に体験しましょう。
宮古島 体験ダイビング:初心者・泳げない方のよくある質問(FAQ)
Q1:本当に泳げなくてもダイビングはできるのでしょうか?
A1: はい、可能です。ダイビングは水泳のように自力で進む必要はなく、インストラクターが寄り添ってサポートします。呼吸もレギュレーターを通じて地上と同じように口で行えるため、泳力は関係ありません。
Q2:運動神経に自信がありません。迷惑をかけないか心配です。
A2: ダイビングは運動神経を競うスポーツではありません。12歳から60歳まで幅広い方が楽しまれています。重い器材の操作や水中での移動はガイドがサポートしますので、リラックスして浮遊感を楽しんでください。
Q3:顔に水がかかるのが苦手なのですが、大丈夫ですか?
A3: マスク(水中メガネ)を装着するため、目や鼻に水が入ることはありません。潜る前に水面で呼吸の練習をし、水に慣れてからゆっくりと水中へご案内するのでご安心ください。
Q4:もし途中で怖くなったり、耳抜きができなかったら?
A4: 無理に続けることは絶対にありません。すぐに水面へ戻れるよう、インストラクターがマンツーマンで対応しています。耳抜きも10cm単位で様子を見ながら、あなたのペースに合わせて進めます。
まとめ
【ツインホールの特徴】伊良部島北東・サバ沖エリア。水深10m・洞窟奥行き25m・内部水深2mで浮上可能。体験ダイビングでご案内できる唯一の地形スポット
【7〜8月限定の特別な体験】キンメモドキ・スカシテンジクダイが洞窟内を埋め尽くす群れが出現。出入口の青を背景にした魚のシルエットは圧倒的な光景
【ご案内できる条件】南東〜南西の風・波高1〜3m・潮位が適切・5月下旬〜9月中旬・ツアー全体の兼ね合い。全ての条件が揃った時のみご案内
【確約はできない】様々な条件が重なる必要があるため、リクエストをいただいても確約はできない。事前にその旨をご了承いただいた上でご参加いただいている
【行けない日も十分楽しい】その日の海況で「一番いいスポット」へご案内する。ツインホール以外にも体験ダイビングで楽しめるスポットは宮古島に多数ある
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(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)
■宮古島の地形の魅力をさらに深く知りたい方は【地形ダイビングの魅力とは】もぜひご覧ください。
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