今日のハイライト
・「コンディションがいいと、水中の印象がまるで違う。差し込む光が、地形が凄すぎる」——タイミングに恵まれなかったリピーターKさんが、今回ようやく絶好のコンディションで潜れた。長年待ち続けた甲斐があった瞬間だった。
・ハナダイの根で棚の側面から見上げたアカネハナゴイのシルエットと放射状の光のコラボが幻想的。棚の上から中層を見渡せばオレンジ色の群れが青に映える。同じスポットで2つの顔を楽しんだ1本目だった。
・スネークホールの水面に映る出入口の青みに「まさかあんなに青く映るなんて不思議な光景だった」と、宮古島在住のNさんが言葉を漏らした。地元の方でも初めての発見がある。
朝から日差しがたっぷり降り注ぎ、夏本番を思わせる絶好のダイビング日和。ゲスト7名の皆さんが「いよいよ沖縄、梅雨明けでしょう!」と笑顔で集合し、ワタシとスタッフ神尾の2チームで伊良部島エリアの地形スポットへ向かいました。
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海況ログデータ
・天候:晴れ
・気温:31℃
・水温:26℃
・風向:南 6m/s
・波高:1.5m
・透視度:15〜20m
ダイビングスポット
①スネークホール&ハナダイの根(伊良部島)
②ダブルアーチ(伊良部島)
③クロスホール(伊良部島)
🤿 ガイドの一言
水温26℃を超えると、魚たちの求愛・産卵シーズンが本格化します。アカネハナゴイが中層へ躍り出て、ニセアカホシカクレエビが群れを増やし、ナンヨウハギの幼魚があちこちのサンゴに姿を見せる。地形の造形美だけでなく、こうした生き物の季節の移ろいを一緒に感じてもらえることが、夏の宮古島ダイビングをご案内するワタシの楽しみのひとつです。
ダイビングレポート
1本目|スネークホール&ハナダイの根(伊良部島) — 棚の側面から見上げた光のシルエットと、水面に青が映る幻想的な洞窟

水温26℃で求愛・産卵シーズンを迎えたアカネハナゴイたちを狙い、まずハナダイの根へ。

今日は棚の側面際からご案内するコース取りにしました。棚の側面から幅8m・奥行き3mほどの帯状に広がったアカネハナゴイの群れに遭遇し、見上げると逆光になり、アカネハナゴイのシルエットと放射状に降りしきる光が重なる幻想的な景色が広がっていました。そして棚の上に上がると、今度は中層の青にオレンジ色が映える定番のアカネハナゴイの群れに出迎えられました。同じ場所で2つの全く異なる顔を楽しめる、引き出しの多いスポットです。

その後スネークホールへ。洞窟の奥から出入口を見渡すと、今日もホール内の水面に出入口の青みが鏡のように映し出されていました。「ここから見る景色、幻想的ですよ!」とNさんに伝えて動画撮影をしていただきました。ダイビング後に「まさかあんなに水面が青く映るなんて、不思議な光景だった」とおっしゃっていただきました。宮古島在住のNさんにも初めての発見があった瞬間でした。
2本目|ダブルアーチ(伊良部島) — 11時前後の太陽とアーチが重なる。夏の強烈な日差しが穴の造形をより誇張させた

午前11時前後のタイミングを狙い、ダブルアーチへ。2つのアーチと太陽が角度的に重なり、穴の輪郭から光が降り注ぐ様は夏の強烈な日差しによってより一層誇張され、幻想的でした。Kさんたちも宮古島在住のNさんも、立ち位置を変えながら見上げたり振り返ったりと、景色を楽しまれていました。
Kさんは潜り終えた後「やはりコンディションがいいと、まるで水中の印象が違う。差し込む光が、地形が凄すぎる」と興奮気味におっしゃっていました。サンアイランドでダイバーになってから年2回ほどお越しいただいているKさんですが、これまでタイミング悪く時化や中止が続いていました。今回ようやく最良のコンディションで潜ることができ、ワタシも嬉しい限りです。
3本目|クロスホール(伊良部島) — 縦穴の光の筋、ニセアカホシカクレエビ、100円玉サイズのナンヨウハギ

縦穴に降り注ぐ光を背に、水深5mの穴から水底20mまで潜降。ホール内に光の筋が無数に差し込み、アカマツカサとハタンポたちの姿がその光の中に浮かび上がりました。じっくり景色を楽しんだ後は生物観察へ。
毎年同じナガレハナサンゴに根付くニセアカホシカクレエビは、今年も着実に数を増やしていました。そして水深8mの直径20cmほどのテーブル状サンゴの隙間に、100円玉サイズのナンヨウハギの幼魚を発見。大のナンヨウハギ好きのワタシには見惚れてしまう愛らしさで、なかなかその場を離れられませんでした。光の迫力だけでなく、こうした小さな命との出会いも、夏の地形ダイビングの醍醐味です。
宮古島の地形スポットの詳細は宮古島ダイビングスポット一覧もぜひご覧ください。
まとめ
【スネークホール&ハナダイの根】棚の側面から見上げたアカネハナゴイのシルエットと光のコラボ、そして水面に青みが鏡のように映るスネークホールの幻想的な景色。生物と地形の両方を堪能した1本
【ダブルアーチ】11時台の太陽とアーチが重なる夏の絶景。ようやく最良のコンディションで潜れたKさんが「地形が凄すぎる」と興奮した、長年待ち望んだ1本
【クロスホール】縦穴から降り注ぐ無数の光の筋と、ニセアカホシカクレエビ・ナンヨウハギ幼魚との出会い。迫力の地形と愛らしい生き物の両方に心を奪われた1本
本日ファンダイビングにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。夏を予感させるこの晴れ間の下で、伊良部島の光系地形スポット3本、お楽しみいただけましたでしょうか。またぜひいらしてください。
明日の予告
明日は本日から引き続きのリピーターKさんたちとMさんをご案内します。梅雨明け発表が出るかもしれない宮古島の夏の海で、どんな景色が待っているか。明日のうみ日記もお楽しみに!
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■ 【宮古島ダイビングスポット一覧】(下地島・伊良部島などエリア別の見どころ・地形の魅力を網羅)
■ 【宮古島の地形ダイビングの魅力とは】(なぜ宮古島の地形は特別なのか?その理由を深く解説)
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