今日のハイライト
まさかの遭遇。安全停止中、沖に白い影——それはマンタだった。
北風10m/sの予報を読み切り、3ダイブを午後2時前に完了。ベテランガイドの判断が光った一日。
エンリッチドエア標準装備だから、複数日潜っても身体が軽い。それがサンアイランドを選ぶ理由。
港へ送迎し器材をセッティングしていた朝、海面はほぼ無風で穏やか。「こんな穏やかなのに波4mになるの?」とNさんが疑心暗鬼な表情でこちらを見つめる。
午後から北風10m/sが吹き荒れる予報・・・
それを知っているのはガイドだけ。ランチを挟まず3ダイブを組み、午後2時前に終了。帰りの伊良部大橋から平良港の間は、荒れ狂う波が次々と船に襲いかかり、まるでスプラッシュ・マウンテン。
皆さんずぶ濡れになりながらも、笑顔で港へ戻ってきた。
海況ログデータ
・天候:曇りのち晴れ
・気温:19℃
・水温:22℃
・風向き:北 10m/s
・波高:2m→4m
・透視度:20m
ダイビングスポット
①マリンレイク
②女王の部屋
③ツインケーブ
午前中は穏やかでも、午後から急激に海況が悪化する予報だった。こういう日はスポット選択と時間配分が全て。
下地島エリアの中でも風裏になるポイントを選び、3ダイブを午後2時前に収めた。透視度20mは洞窟内の造形をしっかり楽しめる十分なコンディション。
ダイビングレポート
1本目|マリンレイク — 初心者から楽しめる宮古島地形の入門スポット

本日最初は、下地島で個人的に一番のお気に入り——マリンレイクからスタート。最大水深14mと比較的浅く、初心者の方でも宮古島らしい地形を存分に体験できる貴重なスポット。
全長30mほどの洞窟に入ると、スポットライトのような光が所々交錯する。直径8mの縦穴では、深い青みがくっきりと浮かび上がる。さらに進むと、岩のラインと水面から放射状に降り注ぐ光が広がる汽水域の池に浮上。泳ぎながらも景色が次々と変わっていく。それがこのスポットの最大の魅力。
本日からご参加のSさん・Kさんはチェックダイブを兼ねてスタッフ神尾がサポート。洞窟内でフィギュアのように全く動かないネムリブカ(ホワイトチップシャーク)の子どもに遭遇。近づいても逃げる気配ゼロ。顔はサメ顔で、じっくり見るとちょっと怖いが、皆さんの被写体として大活躍してくれた。
汽水域の池に浮上した瞬間、真っ暗な洞窟から一転、緑に覆われた水面に顔を出したSさん・Kさんのマスク越しの表情がおもしろかった。「え、ここ宮古島の海の中?」という驚きが伝わってくる。
下地島のダイビングスポット詳細は宮古島ダイビングスポット一覧でご覧いただけます。
🤿 ガイドの一言
マリンレイクは最大水深14mと浅めだが、洞窟・縦穴・汽水域と景色が三段階で変わる。「宮古島の地形って何がすごいの?」と聞かれたら、まずここに連れてくる。初日のチェックダイブに最適な理由もそこにある。
2本目|女王の部屋 — 水深32mのホールと、まさかのマンタ


1本目を終えると水面が波立ち、風の勢いが増してきた。そこで下地島の真南に位置する「女王の部屋」へ移動。このスポットのメインは、水深18mから32mの高さに広がる横幅30mほどの巨大ホール。
水深25mの穴から侵入し、水底に着底してから頭上を見上げると——背景の黒、海の青、そして太陽光が交わる圧倒的な空間が広がる。
Nさんはコンパクトデジタルカメラに外付けの「フィッシュアイレンズ」を装着し、画角160°前後の超広角アングルで撮影。このホールのダイナミックな造形は、広角レンズで捉えることで真価を発揮する。地形を撮影したい方には、フィッシュアイレンズを強くおすすめしたい。
そしてダイビングも終盤、浅瀬で安全停止をしていると、沖に白い影が動いた。瞬時にマンタだと認識し、ベルを鳴らして方向を指差す。

わずか15秒ほどで視界から消えてしまったが、こんな場所でまさかマンタに出くわすとは。思いもよらない遭遇だった。
宮古島の四季を季節による情報はシーズン毎の見どころもあわせてご覧ください
🤿 ガイドの一言
安全停止中のマンタ遭遇は、ガイド歴30年でも珍しい。白い影が視界に入った瞬間、体が先に動いていた。マンタは現れる場所を選ばない。だから海は面白い。
3本目|ツインケーブ — 棚を貫く2本の洞窟と、ライオンロック発見

棚を貫く2本の洞窟が並ぶ「ツインケーブ」。洞窟内部にはアカマツカサ・ミナミハタンポが群がり、天井のスポットライト光が明暗のコントラストを生み出す。
数日前、Nさんから「ライオンロックって知ってますか?」と他ショップのブログ画像を見せてもらっていた。半信半疑で潜ってみると・・・
あった!ライオンに見える岩の造形。Nさんは角度を変えながら何枚も撮影し、マスク越しからも満足そうな表情が伝わってきた。
地形ダイビングの楽しみ方については宮古島地形ダイビングの魅力でも詳しく解説しています。
🤿 ガイドの一言
ツインケーブは「2本の洞窟を続けて探検できる」構造が面白い。洞窟内で光を読む。どこに立つか、どの角度で見上げるか。それだけで写真の仕上がりが全然違う。Nさんのフィッシュアイレンズは、その差をさらに広げてくれる道具だ。
エンリッチドエア(ナイトロックス)が選ばれる理由

本日ご参加いただいた皆さん全員が、エンリッチドエア(ナイトロックス)を使用。Nさんに当店を選んだ理由を伺うと「エンリッチドエアの追加料金がないから。複数日潜ると身体が重だるくなるし、飛行機搭乗のリスクも考えてエンリッチドエアを使っています」と。
エンリッチドエアとは、通常の空気より酸素濃度を高めた呼吸器用ガス。窒素の吸入量が少なくなるため、身体への負担が軽減される。疲れにくく、翌日のダイビングも快適に楽しめる。複数日潜るダイバーにとって大きなメリット。
「宮古島は水深が深くてエンリッチドエアでは潜れない」と思っている方もいる。しかし当店では自社製造の酸素濃度31%のエンリッチドエアを使用。酸素分圧1.4ATA/Barの許容限界は水深35mとなり、当店がご案内する地形スポットは全てこの範囲内。資格をお持ちの方は、ぜひ身体の負担軽減のために積極的に使ってほしい。
エンリッチドエアの詳細はエンリッチドエアとはで解説しています。
まとめ
本日の3ダイブはこの景色だった。
【マリンレイク】最大水深14m・洞窟→縦穴→汽水域と景色が三段階で変わる。ネムリブカの子どもが主役に
【女王の部屋】水深18〜32mのダイナミックなホール。安全停止中にまさかのマンタ出現
【ツインケーブ】棚を貫く2本の洞窟。ライオンロック発見でNさん大興奮
Nさん・Sさん、複数日にわたりありがとうございました。不安定なコンディションのなか、スポットが重なることなく宮古島の地形をご案内できました。またのご来店お待ちしています。
下地島ダイビングのスポット情報は宮古島ダイビングスポット一覧をご覧ください。
明日の予告
明日はSさん・Kさんのボートファンダイビングと、ライセンス取得コースのYさんたちをご案内。予報では引き続き風が強い見込みだが、安全第一・寒さ対策万全でボートとビーチに分かれてご案内します。お楽しみに!
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創業20年のサンアイランドでは、宮古島ダイビングスポットを知り尽くしたガイドが、皆様の宮古島ダイビングにおける忘れられない感動体験を全力でサポートします。
■今日のポイントを詳しく解説!【宮古島ダイビングスポット一覧をみる】
(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)
■宮古島の地形の魅力をさらに深く知りたい方は【地形ダイビングの魅力とは】もぜひご覧ください。
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