今日のハイライト
・「メキシコ・セノーテで、フルケーブダイバーになる!」 Kさんから力強い宣言が飛び出した一日。
・全長20mのカバーンエリアにたるみなくラインを配置・回収。手順を体に刻み込む、地道で濃密な練習を繰り返した。
・「ヘロヘロ、疲労困ぱいですよ!」と言いながらも、Kさんの表情は充実感に満ちていた。
昨晩の激しい雨が上がり、時間とともに曇りから晴れへ。気温26℃まで上がり、船上ではTシャツで快適に過ごせる陽気となりました。本日はボート体験ダイビング・スノーケリングご参加のNさん2名様と、イントロケーブダイバー資格取得済みのリピーターKさんと伊良部島エリアへ出航。スタッフ池田がNさんたちを担当し、ワタシはKさんとマンツーマンで、カバーンダイビングのラインワーク練習に集中した2ダイブでした。
海況ログデータ
・天候:曇りのち晴れ
・気温:26℃
・水温:23℃
・風向:南 8m/s
・波高:2m
・透視度:20m
ダイビングスポット
①クロスホール
②白鳥チャネル
🤿 ガイドの一言
東シナ海上の前線が停滞する梅雨らしいコンディションが続いています。南風8m/sでも伊良部島エリアは比較的穏やか。透視度20mは洞窟内のラインワーク練習には十分な視界です。ラインワークはオープンウォーターでは絶対に使わないスキル。洞窟内で判断を誤れば命に直結する技術だからこそ、繰り返し・繰り返し体に刻み込む以外に習得の近道はありません。
ダイビングレポート
1本目|クロスホール — ファーストタイオフからライン回収まで。全長20mのカバーン内で直線ラインワークを反復

エントリー後、まず浮力調整を確認してからカバーン侵入へ。ラインワークの手順はこうです。まず洞窟の出入口、起点となるファーストタイオフの場所でラインが外れないよう岩に2回しっかりくくりつけます。

その後カバーン内に進み、セカンドタイオフを設置。さらに内部へ進みながらラインをたるませないよう配置し、最終地点でラインを止める。全長20mのカバーンエリアに、たるみなくラインが張られました。

その後はリールを巻き取りながら出入口へ。ラインがたわまない程度のペース配分で丁寧に巻きながら泳ぎ、見事にライン回収。手順通りスムーズにこなしたKさんに、1点だけ追加でフィードバックしました。L字に侵入する箇所では、ラインの角度ができる限り鋭角になるよう、岩肌に沿わせながら設置すること。これを意識することで、後続者がラインをたどる際の安全性がさらに高まります。
Kさんのライン回収の様子はこちら。
カバーン・ケーブ環境では、浮力のわずかな乱れが底の堆積物を巻き上げ視界を奪います。Kさんの中性浮力とフィンキックの精度は、この環境でのダイビングに必要なレベルに達しています。

2本目|白鳥チャネル — 直線から複雑地形へ。入り組むチャネル内でラインワークの上級編に挑戦

1本目のクロスホールは比較的直線的なラインワークでした。2本目の白鳥チャネルは、入り組んだチャネル(溝)の中にラインを設置していく、上級編です。どこにラインを設置し、どこで岩肌に沿わせるか、瞬時の判断が連続して求められます。
リールを巻き取る際、ドラム内でラインがたわまないよう細心の注意を払いながら泳ぐKさん。目の前の作業だけに集中するのではなく、視野を広く保ちながら状況判断ができていました。ケーブ環境で最も怖いのは「目の前のことだけに集中して周囲が見えなくなること」。その点でKさんは着実にスキルが身についています。
白鳥チャネルをはじめとした伊良部島の地形スポットについては宮古島ダイビングスポット一覧でも紹介しています。
2ダイブを終えてKさんに「精度が高い、ラインワーク良かったです」とお伝えすると、「もぉ、ヘロヘロ、疲労困ぱいですよ!」と言いながらも、表情には充実感がにじんでいました。消耗するほど集中して取り組んだ証拠です。
まとめ
【クロスホール】ファーストタイオフ・セカンドタイオフ・ライン設置・回収の一連の手順を反復。全長20mのカバーンエリアにたるみなくラインを張ることに成功した直線ラインワークの1本
【白鳥チャネル】入り組んだチャネル内での複雑なライン設置に挑戦。視野を広く保ちながら状況判断できていたKさんのスキルに、確かな手応えを感じた上級編の1本
カバーンダイビングやラインワークは、オープンウォーターのレクリエーションダイビングとは根本的に異なる判断力と技術が求められます。コースを受講すれば誰でも認定されるものではなく、スキルとメンタルの両方が確立されていることが何より重要です。Kさんの「メキシコ・セノーテでフルケーブダイバーになる」という目標に向けて、サンアイランドは引き続き全力でサポートします。
カバーンダイビングやサイドマウントダイビングにご興味のある方は、お気軽にご相談ください。お申込み・お問い合わせはこちら
明日の予告
明日はPADIエンリッチドエア(ナイトロックス)コースご参加のHさんとFさん、そして那覇の仲良しダイビングショップからご紹介いただいたKさんと出航します。東シナ海の前線に向け湿った南風が吹く予報のため、伊良部島エリアを予定しています。皆さんの様子は明日のうみ日記でお伝えします。お楽しみに!
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(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)
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