宮古島ダイビング通信:静かな海が帰ってきた

台風が離れたことにより、急速に天候や波やうねりがおさまってきた今日の宮古島。

ただ、台風前と台風通過後の違いは『気温』と『水温』

気温はとうとう25℃を割り込み、ダイビングを終えて船上に上がってくると

濡れた身体に吹く北風が冷たく感じます。

サンアイランドのダイビングスタイルとして、3ボートダイブ/1日をメインに行っており

すべてのダイビングが終了するまで港に帰港せずダイビングのとの合間の休憩やランチなど

ポイント周辺の波やうねりがない所に船を泊め、船上でお過ごしいただきます。

体温低下が起こると大変ですので、風を通さないウインドブレーカーやボートコートなどご用意ください。

水温は27℃から2℃下がり、下地島の地形ポイントは25℃。下地島のリーフの内側『クリスタルパーク』や

『サンドガーデン』など砂地のポイントで24℃まで下がってます。

例年この位の水温は、11月半ばから下旬位の水温で、水のなかの季節が前倒になってる。

もう水温が上がることは多分ないと思います。5mmの1ピースで潜っていると、潜水時間30分を

越えた辺りから肌寒さを感じるようになってきました。お持ちの方はウエットスーツの内側に着る

ベストを肌につけ潜る方が寒さを感じることなく快適に最後までダイビングが楽しめます。

ベストをお持ちでない方は、レンタルを行っております。但し、数に限りがあるので必要な方は

お早めにご連絡ください。

 

さて、今日は学科をWebで行い実習を宮古島で行うCカード取得コースにご参加されているKさんの

講習最終日と、ボートファンダイビングのみなさんとダイビングをしてきました！

Cカード取得コースにご参加のKさん、昨日はビーチで水慣れを徐々に行いました。

最初は水のなかということもあり、恐怖心で落ち着かない様子でしたが、実習2日目の今日は

昨日よりも落ち着かれ、水中や水面で行う課題をしっかりクリアされ『ダイバー認定です』

Kさん、ダイバー認定おめでとうございます。

最初は怖くて戸惑い気味でしたが、しっかり技術をマスターされ上手でしたよ。

最初の10～15本くらいは、間隔をあけずに潜ると、身体がダイビングに慣れ今よりさらに落ち着き

周りがもっと見れ、今回気づかなかった水中の景色や魚など、しっかり見ることが出来るとおもいます。

これからもダイビングを続け、ステキな感動体験をどうぞしてくださいね♪

 

 

では、今日の海情報

天候:曇り時々晴れ　気温：24℃　水温：25.1℃　風向:北東　波 :3m うねり伴う     透明度：25m

＜1本目:アントニオガウディ＞

＜2本目:中の島ホール＞

＜3本目:なるほどザ・ケーブ＞

 

 

1本目は宮古島のメインスポット『アントニオガウディ』へ。

沖のホールは最大深度30mほどと深いので、メインスポットまで中層を泳いでいると

何やら大きな黒い物体が遠くの方から近づいてくる！！

な・なに！！！！

ワクワクしながら素早い黒い影に近寄ると、なんと・・・

大きさ3mほどの『マンタ』でした。

いやぁ～ラッキーでした(笑

いよいよ始まりますね。『マンタ』のシーズンが！！

宮古島では、これから春先にかけマンタが水面や水中でプランクトンなど捕食しているシーンが

見られやすくなります。

日頃のみなさんの『おこない』が良ければ、きっと見れるはず！！(爆

その後、メインのホールへ。

この青さに今日も癒されました。

 

 

 

2本目は『中の島ホール』へ。

こちらのポイント、メインは大きな穴の開口部の洞窟なんですが・・・

こんな子達を見つけたので、ご紹介しますね♪

洞窟の中に居たのがこの子、カンムリベラの赤ちゃん。

背中にあるオレンジ色の模様が印象的で、顔の周りにある黒い水玉模様がかわいい！！

成魚になると、これらの模様が消えてしまい、全体的に緑色になってしまうのだから

魚の生態ってホント不思議ね！

穴から出て棚の側面で見つけたのがこの子、ヒメコモンウミウシ。

水温が下がった影響なのか！？

ウミウシがあちらこちらで見られるようになってきました。

ウミウシ好きのみなさん、お待たせしました！

しっかり寒さ対策をして、ウミウシウオッチング楽しみましょう(笑

 

 

 

最後は『なるほどザ・ケーブ』へ。

穴に入る時、タイミングよく太陽光が射し込みがあり、コントラストがキレイでした。

ただ、やはり夏の陽射しのような、レーザービームのようなものではなく

間接照明的な全体的に柔らかい感じの光。

それは、それでまた違った雰囲気が楽しめるのが『地形』のいいところ。

どんどんコンディションが回復し、青い『宮古ブルー』に早く戻ることを願います！

今日もGOOD DIVE(^_-)-☆

 

 

 

 

投稿者:たけ

 

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