宮古島ダイビング通信:人気ポイントへ

 

中国大陸に中心を持つ高気圧の縁にあたる宮古島はこの数日、シトシト降り続く雨と霞がかかったような

薄暗い雲で覆われてます。

これから3月くらいまでこのような気圧配置が多く、真っ青なそらを見る機会が少なくなります。

そして、北風が10m/s位の風が島を吹き抜けてゆくので、気温は高くても体感温度は低く感じられます。

サンアイランドでは、1日/3ボートダイブをメインで行っており、すべてのダイビングが終了するまで

ポイント周辺の海域で休憩・ランチなどとり、約6～7時間ほど船上で過ごします。

特にこれから気温・水温も下がり、海も波がややある日が多くなるので、船上・水中とも

しっかりとした寒さ対策と、船酔いが心配な方は薬剤師の方とご相談して酔い止めを服用をおススメしてます。

透明度がコンスタントに20～25mオーバーになり、地形をはじめマンタとの遭遇や可愛らしいウミウシも

たくさんみられるようになります。

しっかり準備をして、宮古島ダイビングをお楽しみくださいね♪

こんばんは、竹内です。

今日は、宮古島ダイビングが初めてのHさんご夫妻と、ボートファンダイビングへ行ってきました。

下地島周辺海域は、ポイントにより若干波やうねりはあるものの、ご主人の『宮古に来たらこの地形！』と

奥様の『可愛らしいウミウシ』の両方のリクエストにお応えすべく、宮古島の地形を語る上では外せない

人気ポイント『アントニオガウディ』『魔王の宮殿』へ潜ってきました！

 

 

天候:曇り　気温：23℃　水温：25.1℃　風向:北東　波 :3m    透明度：25m

＜1本目:アントニオガウディ＞

＜2本目:魔王の宮殿＞

＜3本目:なるほどザ・ケーブ＞

 

 

1本目は宮古島に来たら一度は潜ってほしい人気ポイント『アントニオガウディ』へ。

エントリーすると、体感的に昨日より水が澄んでおり、中層にはタカサゴ・クマザサハナムロなどが群れ

とってもキレイでした。

透明度がいいと、浮遊感がたまらなくキモチいいんですよね♪

メインのホールまで中層を移動中、クラゲやプランクトンが多くなってきたので

もしかしたらマンタがやってくるか！？

と、期待し、気にしながら潜ってましたが、結局その姿を見ることはありませんでした。

トホホ、これから3月くらいまでマンタがポイント周辺にやってくるので、遭遇する確率が高くなるんです。

次回に期待だな。

そして、いざ『アントニオガウディ』へ！

直径20mほどある大きなホールにいくつも穴があいているので、どこから見るかで穴の形が変わり

全体的なホールの雰囲気がガラッと変わってしまうのが、ここのポイントの最大の特徴なんです。

透明度が良好なので、穴から見える『青さ』がいつもより一段と映え、とってもキレイでした。

流石、宮古島を代表する地形ポイントですね。

地形を楽しんだ後は、ウミウシ探し！！

水底をじっくり見てゆくと、この子を見つけました(*^^)v

大きさ1cmほどの小さなモザイクウミウシです。

水温が25℃になり、この数日でウミウシもたくさんみられるようになってきました。

ウミウシ好きのみなさん、お待たせしましたー(笑

 

 

2本目は、リピーターリクエストNO.1ポイント『魔王の宮殿』へ。

ポイントは私たちだけでしたので、存分に貸切の『魔王の宮殿』を楽しんできました。

穴の縁につくキンギョハナダイ、オレンジ色がキレイに映えてました。

宮古島では普通に見られるハナダイですが、目を惹きますね。

見られる水深も浅く数も多いので、デジタルカメラの被写体としておススメ！！

ぜひ、撮ってみてください♪

メインの穴へ入ると、いきなりここの住人ホワイトチップ(ネムリブカ)とご対面。

ライトの光が気になったのか、身体の向きを変え逃げちゃいそうでしたが、その場にとどまり

被写体として大活躍してくれました。

ホワイトチップと遊んだあとは、メインの地形。

全体的に薄暗かったのが残念でしたがが、明暗のコントラストは映え、アカマツカサ・ハタンポが

穴の中で躍るように泳ぎ、見応えある景色にHさんたちも見入られてました。

 

 

3本目は『なるほどザ・ケーブ』へ。

メインの穴へ入るまで、ウミウシ探しに奔走。

その甲斐あって見つけたウミウシの一つがこの子、クロスジリュウグウウミウシ。

いやぁ～かわいいですねぇー。

海の宝石！？ウミウシと戯れちゃいました(笑

 

 

 

 

投稿者:たけ

 

 

 

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