宮古島ダイビング通信:絶好のダイビング日和

今日も朝から宮古ブルーのそらとうみが広がる宮古島。

梅雨明け後、南西寄りの季節風(カーチバイ)が吹き荒れてましたが

昨日くらいから風も波も収まり、今日はなんと3本目に約一か月振りに

下地島へ潜りにいけました。

やっぱ下地島の地形はすごい！！

天気予報で明日の予報を見ると『南→南東の風　波の高さ1m』との予報ですので

きっと下地島へダイビングに行けそうだな。

 

ただ、天気予報を見ていて、気がかりなことがあります。

今、グァム周辺に熱帯低気圧が発生しているのですが、この熱帯低気圧が

来週初めに台風に変わり北上してくる見込みなんです。

今現在の予報では、沖縄本島の東側を北上し本州南岸で温帯低気圧に変わるみたいです。

今後の動きや発達の状況に注意しなければなりません。

 

 

 

では、今日の海情報

天候：晴れ　気温：33℃　水温：30℃　風向:南　波の高さ :1m  透明度：15～20m

＜1本目:白鳥湾内＞

＜2本目:オーバーハング＞

＜3本目:魔王の宮殿＞

 

1本目は小物狙いで『白鳥湾内』へ。

ゴロタや窪み、棚の側面などじっくり見てゆくと

大きさ1～5cmくらいまでの小さな子達が居るんですよ。

最初に見つけたのは、バイカナマコを宿り主としているウミウシカクレエビ。

ウミウシカクレエビって名前が付いていますが、ウミウシよりバイカナマコに

居ることの方が多いんじゃないのかな？？？

赤と白のツートンカラーがキレイに映えるね。

例年、水温が高いこの時期はウミウシの数が少なくなる傾向なのですが

今年はそんなことは感じられません。大きいのから小さいのまで

種類も豊富に見られます。

ここでは、5mmほどの極小ミカドウミウシの幼体が居ました。

成体と事なり、淡い白さが可愛らしいですね。

こんな小さなウミウシが、成体になると30cmほどまで大きくなるなんて想像できません。

枯葉のように水底をユラユラしているのはカミソリウオ。

これから9月中旬頃まで見られる季節限定の魚です。

海藻が点在するゴロタなどじっくり見ると、上手にカモフラージュしていますよ！

生物の隠れ家探し、ぜひお楽しみください。

 

 

2本目は『オーバーハング』へ。

太陽光がサンサンと降り注ぐ。

メインのオーバーハング、水底から見上げるとご覧の通り神秘的な景色が広がっていた。

水底の砂地を見ると、オドリハゼがテッポウエビと一緒にその姿を披露してました。

オドリハゼって非常に警戒心が強く近づいたら、あっという間に巣穴に逃げ込んじゃうんですが

今日の子はかなり近づいてもまったく逃げることなく、胸鰭をグルグル動かしながら

水底ギリギリをホバーリング。中性浮力をとるのが上手なこと！！

オーバーハングの棚の上に上がると、キカモヨウウミウシと私が大好きな

ブチウミウシが大行進してました。

今年はどこのポイントでもブチウミウシをよく見かけます。

ブチウミウシって、レア物じゃなかったっけ！？

 

 

 

3本目は1か月振りに下地島『魔王の宮殿』へやってきました。

夏色太陽が洞窟内を光のシャワーで照らす。

やはり宮古島を代表する地形ポイント。

光があると、その景色は宮古島最強ポイントに早変わり。

ダイナミックな地形を存分に楽しんできましたよー(笑

 

 

 

 

宮古島　ダイビング:宮古島ダイビングサービス『サンアイランド』 

投稿者:たけ

 

 

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