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時化てくる前に

10月終盤から北風が吹き荒れ、季節が夏から秋へ一気に移行した感がある宮古島。そろそろこの風の吹き出しも収まるころかな～！？と、思いきや、まだまだ吹き荒れるようです。今日は、波の高さ2m→5mと猛烈に時化る予報でした。今まで太平洋高気圧の張り出しが強すぎて、中国大陸に中心を持つ高気圧がブロックされ続け、その間も寒気が溜まり一気に放出してるようです。この時化、あと2・3日は続きそう(涙
今日は、時化てくる前の穏やかなコンディションのなか、午前中に2ボートダイビングをしてきました。

1本目は『女王の部屋』へ。

三大地形ポイント『アントニガウディ』のようなホール系のポイント。ここのホールは5つの穴があり、ホールの中から穴越しに見える『青』がクッキリ際立ち、とってもキレイ。水底付近に目を向けると、宮古島でも確実のこの場所で見られるニチリンダテハゼやホシゾラワラエビ、ライトをあてるとカラフルな体色が映えるハナゴンベなど地形と生物、両方楽しめちゃいます。宮古島を誇る『三大地形ポイント』じゃなくても、見応えあるおススメポイントは多数点在しますので、地形派ダイバーはもちろん、初心者の方もお楽しみ頂けるポイントへご案内しますので、お楽しみに！！

2本目は『マリンレイク』へ。
『通り池』のような外洋から島の中にある汽水域の池へつながる洞窟探検をするポイント。

移動中に見つけたのがこの子、モンガラカワハギ。奇抜なその柄と色合い、やはり南の魚という感じですね(笑
私的には好きな魚なので、目の前に現れるとご紹介することが多いです。

そして、メインの洞窟を進んでゆくと、突然目の前がパッと開け、こんな景色が飛び込んでくる。

水深3mから12mまで垂直に通り抜けられる縦穴。見上げることにより、明暗のコントラストがクッキリ際立ち、とってもキレイ。
池へ浮上する感じもまた冒険してるような感じがして、これぞ『地形の宮古島』を体感できるポイントです。最大水深16mほどと、初心者の方から安心して宮古島らしいダイナミックな地形を見ることが出来ますよー。