今日のハイライト
・「大物遭遇率は低いですよ」と伝えた直後、ムーンライトホールで体長1mのロウニンアジが出現。Sさんの呼吸が一気に速くなった。
・釣りで35kgのロウニンアジを仕留めた猛者が、水中で手が届きそうな距離を泳ぐGTに「夢にも思わなかった」と満面の笑みを見せた。
・曇り空から晴天へ。ランチ後の快晴で魔王の宮殿の縦穴に光のシャワーが舞い降り、ハタンポの乱反射が天然のプラネタリウムを演出した。
昨日の前線通過後、北東から東寄りの風がやや強く吹く中でのスタート。下地島エリアは透視度10〜15mと生憎のコンディションでしたが、昼前から雲の隙間に日差しが見え始め、3本目を潜る頃には快晴へ。本日はファンダイビングのSさんとマンツーマン、体験ダイビングのHさんはスタッフ担当で2チームに分かれてご案内しました。
海況ログデータ
・天候:曇りのち晴れ
・気温:25℃
・水温:23℃
・風向:東 7m/s
・波高:2.5m
・透視度:15m
ダイビングスポット
①ムーンライトホール
②中の島チャネル
③魔王の宮殿
🤿 ガイドの一言
午前中は透視度15mと決して良いコンディションではありませんでしたが、洞窟・ホール系のスポットは透視度より光と造形が主役。その判断でポイントを組み立てました。お昼過ぎからの天候回復で3本目の魔王の宮殿では狙い通りの光を楽しめました。海況が良くない日ほど、ガイドの判断が体験の質を左右します
ダイビングレポート
1本目|ムーンライトホール — 「大物遭遇は少ない」と伝えた5分後、ロウニンアジが現れた

沖縄本島在住で昨年ライセンスを取得、初めての宮古島来島となるSさん。大の釣り好きで、久米島では35kgのロウニンアジを仕留めたという猛者です。潜る前に「宮古島ダイビングでロウニンアジは見れますか?」と聞かれ、「宮古島は地形がメインで、大物遭遇率は実は低いんですよ」とお伝えしました。
昨年12月以来のダイビングということもあり、チェックダイブを兼ねて水深浅めのムーンライトホールへ。そして、出ました。体長1mほどのロウニンアジが洞窟内をゆっくり泳いでいるではないですか。

離れた場所からでもその圧倒的な存在感が伝わってきます。Sさんにご紹介すると、それまでの落ち着いた呼吸が一気に速く浅くなり、周りが吐いた泡だらけに(笑)。釣りで何度も大物と対峙してきたSさんでも、水中で手が届きそうな距離を悠然と泳ぐロウニンアジには心拍数が上がったようです。
ダイビング後に「大物遭遇は少ないと聞いていたから、まさかGTに出会えるなんて夢にも思わなかった。あのサイズで30kg前後かな」と満面の笑みでおっしゃっていたSさん。釣りではファイトの相手として向き合うロウニンアジを、水中で静かに観察する体験は、釣り人ならではの特別な感慨があったようです。

ロウニンアジとの出会いの後は、洞窟内に根付くアカマツカサ・ミナミハタンポ・リュウキュウハタンポが出迎えてくれました。釣りをされているSさんは魚の名前に詳しく、「ミーバイ(ハタ)は水中でこんな泳ぎ方をするのか」と、釣りでは見られない水中からの視点に興味津々でした。
2本目|中の島チャネル — リクエストのニモとの対面、そしてクレパスにネムリブカ
「ニモ(カクレクマノミ)が見たい!」というSさんのリクエストで中の島チャネルへ。水深14mのセンジュクイソギンチャクに大中小3匹のカクレクマノミを発見。大きい個体は10cmを超える貫禄のある成魚で、可愛らしさより堂々とした存在感が印象的でした。

その後、クレパスへ侵入。狙い通り光が降り注ぐなか、水底に佇むネムリブカ(ホワイトチップシャーク)の姿が。静かに水底で休む姿と、頭上から差し込む光のコントラストが絵になる1シーンでした。

3本目|魔王の宮殿 — ランチ後の快晴で狙い通り。ハタンポの乱反射が天然のプラネタリウムに
2本目を潜り終えた頃から急速に天候が回復し、ランチ時には快晴。縦穴の真上に太陽が位置する12〜13時のタイミングを見計らい、魔王の宮殿へ。

洞窟に侵入すると、縦穴から光のシャワーが降り注ぎ、ミナミハタンポ・リュウキュウハタンポが泳ぎ回るたびに鱗が乱反射します。静寂の洞窟に一筋の光と魚の群れが作り出す光景は、まるで天然のプラネタリウム。何度ご案内しても、このシーンは飽きることがありません。
いよいよ太陽光が強くなり始め、「光系地形スポット」のシーズンが本格的に到来してきました。宮古島の地形スポットの詳細は宮古島ダイビングスポット一覧をご覧ください。
まとめ
【ムーンライトホール】「大物遭遇率は低い」と伝えた直後に現れた体長1mのロウニンアジ。釣り人Sさんが水中で手の届く距離のGTに「夢にも思わなかった」と感激した忘れられない1本
【中の島チャネル】リクエストのカクレクマノミ3匹と対面。クレパス内では光の中に佇むネムリブカとも遭遇。地形・生物・光の全てが揃った充実の1本
【魔王の宮殿】ランチ後の快晴で縦穴に光のシャワーが炸裂。ハタンポの乱反射が天然のプラネタリウムを演出。いよいよ光系地形スポットのシーズン到来を実感した1本
Sさん・Hさん、本日もご利用いただきありがとうございました。Hさん、2回目の体験ダイビングでは「余裕を持って魚をじっくり見られた」とのこと、嬉しいお言葉でした。宮古島の地形もロウニンアジも、まだまだ見ていただきたいものがたくさんあります。またのご来店お待ちしております。
サンアイランドでは、ゲストのリクエストや当日の海況を読みながら、その日一番の体験をご提供しています。詳しくはファンダイビングのご案内をご覧ください。
明日の予告
明日はツアーお休みで器材メンテナンス・事務作業の予定です。明後日からまた出航します。週間天気予報ではしばらく晴れが続く見込み。いよいよ光系地形スポットが輝くシーズン本番です。皆さん、お楽しみに!
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(※下地島・伊良部島などエリア別の魅力をまとめています)
■宮古島の地形の魅力をさらに深く知りたい方は【地形ダイビングの魅力とは】もぜひご覧ください。
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