晴れると地形ポイントが映える
こんばんは! 竹内です。
本日は、昨日から引き続きMさんと、関東地方に所在する大学のダイビングサークルの皆さんがお越しになられてます。
みなさん、やはり透視度バッグンの他のエリアになかなか見ることができない穴の造形を楽しみたいとのことで、リクエストにお応えしポイントを選びました。
では、今日の海ネタ!!
1本目は『中の島ホール』から。
ワタシは昨日から引き続きMさんとマンツーマンでご案内。
縦穴から側面にかけ通り抜けられる洞窟は、ワクワク感が半端ないね。
そして、ここからの穴の造形がいいんだよねー。
デジタルカメラやGOPROを携行し、宮古島らしい穴や造形を撮影され方へワンポイントアドバイスを!
それは・・・
穴に対しダイバーを配置すること!
これ、とっても重要です。
宮古島ダイビングスポット・ポイントに点在する穴は、大きい穴ばかり。
ただ穴だけ撮影していても、そのコントラストは写し込めても大きさなどはわからずじまい。そこでダイバーを穴に対し配置するとダイバーと穴の比較ができ穴の大きさも分かるし、穴だけの絵よりダイバーがいることにより動きが感じられますよ。
潜水前のポイント説明の際に、各ガイドがずばり主観でポイントの見所や撮影場所などご案内しますのでぜひぜひ参考になさってください。
2本目は『中の島チャネル』へ。
晴れているときのこのポイントは、ガイドとして太鼓判を押すほどぜひ皆さんにご覧いただきたい。
もぉ~、すごいんですよー。。。
こんな景色見覚えがある!?
そう、メキシコ・セノーテの風景に雰囲気が似てるでしょ(笑
光系地形スポットの中で昨日ご案内した『なるほどザ・ケーブ』や水深浅めで初心者・ブランクがある方も安心して楽しめる『ムーンライトホール』を含めこれから日差しが強まり期待できますねー。
3本目は『通り池』へ。
宮古島の『地形ダイビング』を世にしらしめた三大地形スポットのひとつ。
淡水と海水が混ざり合い、水の色味が青~緑に変わるこのグラデーションは美しい。
余談ですが、当店では生憎通り池に浮上・潜降は行っておらず、池の水底から穴の造形をお楽しみいただくコース通りとなります。
なぜかというと・・・
浮上・潜水する楽しさより安全管理上リスクの方が多いから
理由として
1.最大水深25mから水面まで浮上することにより急激な圧力変化がありコンピューター上で減圧不要限界内であっても減圧障害のリスクがある
2.池の水深10m前後はかなり濁り、皆さんとアイコンタクトが取りづらく、場合によりチームから離れ離れになるリスクがある
3.汽水域で海水より浮力が少ないため、潜降スピードが早くなり圧平衡がしずらい
4.浮上後、再潜降し最大水深25mほどまで潜ることにより、ガス消費量が問題になる
など。
ワタシたちは『楽しさ』だけの追及をメインではなく、やはり『安全』『安心』したツアーをしっかりした上で、その先に『楽しさ』があると思っておりますので、何卒ワタシの趣旨にご理解賜われれば幸いです。
では、明日も『地形』を楽しんできま~す。
本日の海況・ダイビングポイント
天候:曇りのち晴れ 気温:23度 水温:22度
風向:東 波の高さ:1.5m
<1ダイブ目:中の島ホール>
<2ダイブ目:中の島チャネル>
<3ダイブ目:通り池>
宮古島ダイビングなら少人数制ツアーのPADI登録店サンアイランドへ
投稿者:たけ
2022/03/09 | ウミウシ, ボートファンダイビング, 下地島, 地形, 宮古島ダイビング
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