宮古島ダイビング通信:貸切だー!
クリスマスが終わり、これから NewYearに向けカウントダウンのはじまり。
『もぉーいくつ寝るとお・しょ・お・が・つー』
な~んて、フレーズが頭の中でリピートしてる竹内です。
こんばんは!
いよいよ年末年始のはじまりですね。
この年末年始、職種によっては9連休なんていう方もいらっしゃったりと
長期休暇、すでにご予定はお決まりですか!?
久しぶりに実家に帰省したり、長期で海外旅行に行かれる方、のんびり過ごされる方
そして、宮古島ダイビングにお越しになられる方もいらっしゃると思います。
ちなみに年末年始、宮古島にダイビングにお越しになられるみなさんへお知らせ!
この時期、大陸から張り出す高気圧の縁にあたり、天気は全般的に曇り空が多く
日中の最高気温18℃前後になります。
北寄りの風が常時吹きあれ、波の高さ4m前後とやや時化ることが多いので
防寒対策は万全にする必要があります。
宮古島のダイビングスタイルは、1ダイブずつ帰港するのではなく
すべてのダイビングが終了するまで、ポイント周辺の穏やかな場所で休憩などとるスタイル。
その間、船上での休憩時間中の防寒対策がとても大切になります。
濡れた身体に冷たい風を浴びると、一気に体温が奪われてゆくのでウインドブレーカー類などの上着
そして、フリースなどの温かい衣服を着用された方が快適にお過ごしいただけます。
気になる水温は22℃~23℃ほど。ウエットスーツの場合、5mmのフルスーツに
プラスして、ベストやフードを着用すれば問題はありません。
ドライスーツをお持ちの方は、かさばったり、ウェイトが重くなる、などあるとは思いますが
気温も水温も低いこの時期の宮古島ダイビングを考えれば、身体が濡れないメリットは大きいです。
透明度が随時25mオーバーと安定し、地形ポイントをはじめマクロも楽しくなるこの時期の宮古島の海。
しっかりとした準備・装備をして、楽しんでくださいね♪
さてさて、前置きはこの程度にして、今日の海のお話し!
昨日に引き続き、リピーターMさんとマンツーマンでボートファンダイビングに行ってきました。
ポイントは、私たちだけと貸切状態。
ついつい地形からフィッシュウオチングに夢中と、いやぁ~もぉ最高でした(笑
では、今日の海情報
天候:曇り時々雨 気温:17℃ 水温:23.5℃ 風向:北 波 :4m 透明度:20m
<1本目:ドロップNO.1>
<2本目:中の島ホール>
<3本目:マリンレイク>
1本目はロウニンアジ狙いで『ドロップNO.1』へ。
このポイントのスゴイところは、なんとあのロウニンアジが水深10mほどの浅瀬で
ほぼ100%に近い確率で間近で見られるんですよー。
しかも、あっという間に逃げることなく、逆に私たちの周りをグルグル泳ぎだす始末。
人馴れしすぎているロウニンアジがみなさんを待ってます。
今日も、この通り!!
Mさんもバッチリ、迫力あるロウニンアジの写真を撮られていました。
大物に夢中になると、小物についつい目がいかなくなりがちですが
Mさん、ウミウシも大好きなので岩肌をじっくり探してゆくと・・・
見つけました、モンコウミウシを!!
1cmほどのちびっ子さん、身体に青い水玉模様が可愛らしさを演出してました。
『ドロップNO.1』は、ロウニンアジからウミウシをはじめ小物ウオチングも楽しいポイント。
大物好きな方から地形派・マクロ派、初心者の方など、どなたでも楽しめるポイント。
今、私一押しのポイントです!!
ぜひぜひリクエストしてくださいね(*^^)v
2本目はスリリングな地形ダイビングが楽しめる『中の島ホール』へ。
ここのメインの穴は、水深3mから25mまで垂直に潜降できる穴が見所。
縦穴のしたから上を見上げると、アカマツカサなど魚のシルエットと開口部の
明暗のコントラストが見事!!
宮古島らしい景観を楽しんだ後は、浅瀬で小物探し。
これからの時期、水温低下とともにいろんなウミウシが出会えるんです。
このポイントで見つけたのがこの子『イガグリウミウシ』
大きさ1cmほどのちびっ子サイズ、コンパクトデジタルカメラで写すのも限界ですね(汗
3本目は『マリンレイク』
淡水と海水が混ざり合う汽水域の池に浮上する、こちらも宮古島らしい地形ポイントの一つ。
この池、温度差・比重差の影響により、サーモクラインやケモクラインが発生しており
水の色味が青からやや緑に変わっているんです。
不思議なグラデーションのなか、浮上すると・・・
こんな場所にこれてしまうんです。
水中の景色とのギャップがこれまた面白い!!
最大深度16mほどと、浅く初心者の方や地形派の方にとにかくおススメ。
ワクワク地形ダイビングを楽しんじゃいましょう(笑
投稿者:たけ
2013/12/26 | フィッシュウオッチング, ボートファンダイビング, 下地島
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