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ミヤコブルー

今日の海は、ほんと青かった！！
潜った瞬間遠くの方まで視界良好で、水がとってもクリア。まるで水槽の中を泳いでいるようでした。例年、この時期にこんな透明度がいいことなんて、あんまり経験した事がない。黒潮が南に蛇行し宮古近海に流れこんできているのか、はたまた海水温が高いからか、エルニーニョ現象終息年として、気圧配置が例年に比べ異なる等、その原因は分かりかねますが、コンディションがいいことは嬉しいですね。
さて、今日は朝から東寄りの風が吹く中、夏場なかなか潜りに行くことが出来ない下地島周辺ポイントで3ダイブしてきました。日によって、ころころ風向が変わるせいなのか、波はないんですが、うねりがポイント周辺に押し寄せ、船上は微妙な横揺れ、水中は左右に身体が振られる始末。船酔い心配な方は、酔い止め必須ですよー。早くコンディションが安定してくれることを願うばかり。

お盆Week宮古島ダイビングで過ごす皆さんと一緒に、今日も地形ダイビング。天気も透明度もよく、1本目から穴の直径が20mほどあるダイナミックな穴探検が楽しめる『35ホール』へ行ってきました。

宮古島ダイビングの代名詞『通り池』に次ぐ穴の大きさを誇る『35ホール』は、棚を貫くようL型に通り抜けられる大きな洞窟がメインポイント。夏色の強烈な光が差し込む中、縦穴から潜降してゆきます。着底し、入口を見上げると、光・青・背景の黒が織りなすコントラストに一瞬で魅了される。

出口に向かって進んでると、アカマツカサやミナミハタンポの群れが私たちを迎えてくれました。ライトをあてると、サッと逃げまようアカマツカサ達。
最近、ここの主のホワイトチップ(ネムリブカ)の姿がありません。どこか行っちゃったのかな～！？

2本目は『なるほどザ・ケーブ』へ。
まずは、ドロップオフ沿いにオス数匹に対し、メスいっぱいのハーレムを作っているスミレナガハナダイを見に行くことに。

メスからオスに性転換するこの子、特にオスは体色が赤紫になり、海の青さのなか、とっても目立ちます。沖縄の他のエリアでは、スミレナガハナダイは水深30m前後のドロップオフ沿いで見られることが多いんですが、ここでは水深18～24m程で見られちゃうんです。つい見惚れてると、ドロップオフなので深度が深くなりがちなので、要注意ですけどね。
ポイントのメインスポットの洞窟は、光の差し込みは上々のなか、出入り口が同じで、ぐるっと一周通り抜けできる。光がシャワーが織りなす景色、最高でした。