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水中ガイド付きダイビングとバディダイビングの違いって なに!?

こんにちは!スタッフの神尾です。

日本ではインストラクターや、ガイドに案内してもらいながら水中を楽しむガイド付きのダイビングが一般的なので、バディ同士だけのバディダイビングをしたことがないと言う方も多いのではないでしょうか。

ですが、海外などへ行くとガイドなしのバディダイビングで潜るエリアもあります。

今回はそんなバディダイビングの魅力や、バディダイビングをするときの注意点などについてお話ししていきます。

 

バディダイビングを選択肢に入れてダイビングの楽しみの幅を広げよう

日本でダイビングをしていると、そもそもバディダイビングをやってみようと思う機会は少ないかもしれません。

ですが、色々な楽しみ、発見がありますのでこのコラムを見てバディダイビングという選択肢をぜひ持っていただけたらと思います。

バディダイビングの魅力

私の思うバディダイビングの魅力は以下の3つです。

・きれいな景色や、大物、群れなどの見応えのある生き物を自分たちだけで探す探検心

・自分たちだけで計画を立てて、安全管理などをすることで得られる達成感や、自信

・行きたい場所へ自分たちのペースでじっくり、ゆっくり目的に合わせてダイビングを楽しめる

 

探検心をくすぐられるバディダイビング

私たちが普段やってるようなガイド付きのダイビングでは、その土地についてよく理解したガイドが、きれいな景色が見られる場所、大物や群れの魚など生き物が根付いている場所などを案内してくれます。

しかし、バディダイビングではその案内はありません。

水中マップなどを頼りにバディと一緒に見たかった景色や生き物を自分たちの視点で探す冒険に出られるのがバディダイビングの魅力の一つです。

魔王の宮殿メインの縦穴

写真のような景色を自分たちだけで探して見つける楽しさはガイド付きダイビングでは味わえませんよ。

もちろん、見たかった景色や生き物が見られないこともあるかもしれませんが、自分たちの力でそれを見つけた時は、まさにお宝発見と言えるのではないでしょうか。

 

達成感や自信を得られるバディダイビング

ガイド付きのダイビングではガイドが潜水計画を立てて、ガイドの管理下の中でダイビングをしていきます。

しかし、バディダイビングではそれら全てを自分たちバディ同士でやらなくてはいけません。

目的地を決めて、どのように目的地に向かうのかや、どのくらいの時間ダイビングをするのかなど全て自分たちで考えて、水中での安全管理も自分たちだけで行います。

自分たちの計画通りに目的地へたどり着いた時や、大きなトラブルがなく帰ってこれた時の達成感や、自分たちだけで安全管理もしながらダイビングをやり遂げたという自信はガイド付きのダイビングでは得がたいものになっていてバディダイビングならではの魅力の1つですね。

 

自分たちのペースで楽しめるバディダイビング

ガイド付きのダイビングでは、ガイドがその時のコンディションや、お客様の人数、経験に合わせて1番いいポイントを選んで案内をしてくれます。

しかし、バディダイビングでは自分たちで行きたいポイントを決めて、自分と同等の経験を持つバディと自分たちのペースでダイビングをすることができます。

ガイド付きのダイビングでは、良くも悪くも他の人に合わせるということが必須になってきますので、バディダイビングの方が自由度は高くなります。

他のお客様に遠慮して、じっくり写真が取れなかったり、ゆっくり景色をながめていられなかったりということが無く、目的地にまっすぐ行って時間いっぱい滞在してまっすぐ帰るなど、自分たちの目的に合わせてやりたいダイビングをマイペースでできるということもバディダイビングの大きな魅力ですね。

 

この3つの魅力が私がバディダイビングをおすすめする主な理由になりますのでぜひ参考にしてみてください。

 

バディダイビングをする時の注意点

バディダイビングをする上での1番の注意点は、無理をしないことと事前の準備を怠らないことです。

バディダイビングではコンディション評価や安全管理を自分たちだけで行います。

ここが1番不安だからガイド付きのダイビングをしているという方も多いのではないでしょうか。

ですが、OWD(オープン・ウォーター・ダイバー)コースの認定を受ける時に必要な知識や技術は学んでいるので、不安な時は教本で確認し直したり、スキルの練習をやり直したりしてからバディダイビングにのぞんでもいいかもしれませんね。

OWDテキスト

その日の天気や風向き、潮の満ち干き、波の高さなどを見てガイドがコンディション評価をしてくれますが、バディダイビングでは自分たちで判断して、コンディション評価をしなければなりません。

より安全に気を使って、無理をしないことが適切な判断する上でとても大切になります。

このくらいなら大丈夫や、何度も行っているから大丈夫といった安易な考えをせずに慎重に判断をするように心がけてみてください。

また、起こりそうなトラブルには事前に対応してトラブルを未然に防ぐことが重要です。

トラブルの種に対して先に対処しておくことが一番の対策なので、しっかり準備してからバディダイビングにのぞんでください。

万が一トラブルが起きてしまった時の対処法も事前にバディと確認しておきましょう。

バディとはぐれてしまった時や、機材にトラブルがあった時など、考えられるトラブルを全て入念に確認して自分1人でも対処できるように準備も怠ってはいけませんよ。

バディ同士でお互いにトラブルに対して自分でも対処できて相手も助けてあげられるような余裕があるとこが理想ですね。

なにかあってもバディが助けてくれるといったような安易な考えでは大きなトラブルに繋がりかねないので自分のためにもバディに依存しすぎないようにしましょう。

器材は、レンタルのものよりも使い慣れた自分の機材の方がいざと言う時に扱いやすいですし、予備の機材も持っておくとより安全なのでおすすめです。

無理をしないこととしっかり準備をすることを心がけて安全で楽しいダイビングに繋げていただければと思います。

 

 

さて、ここまでバディダイビングについてお話してきました。

注意点のところなどでハードルが高いように思えてしまうかもしれませんが、その分の達成感や、楽しさは本当に得がたいものがあるのでぜひバディダイビングをすることも視野に入れてこれからのダイビングライフを楽しんでいただきたいです。

 

では、また!

 

 

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投稿者:神尾

2024/05/03 | うみコラム 

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