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スノーケルを装備して安全で楽しいダイビングを

こんにちは!スタッフの神尾です。

突然ですが皆さんはダイビングをする時にスノーケルを携行し、使用していますか?

初めてダイビングのライセンスを取得した際、スノーケルの必要性や使い方について説明されたかと思いますが、だんだんダイビングに慣れて来る中でスノーケルを軽視している人も少なくありません。

そこで今回はスノーケルの重要性についての海コラムです。

 

ダイビングの際はスノーケルを必ず携行しましょう

 

当店としてもレンタル機材にスノーケルは必ず用意するのですが、使わないからマスクに取り付けなくてもいいと言われたり、ご自身の機材をお持ちの方の中でもマスクは買ったけどスノーケルは買わなかったという方がいたりと、たびたびスノーケルはいらないという考えの方と出会うことがあります。

スノーケル

確かに、ダイビングをする時にいつも使うマスクやフィン、レギュレーターなどと比べるとスノーケルはどんなダイビングでも必ず使う機材というわけではありません。

しかし、スノーケルを持っていると持っていないでは大きく差が出る場面があることも確かなのです。

 

それではさっそく、なぜスノーケルが軽視されてしまうのか、なぜスノーケルを携行しなければいけないのかなどお話していきますよ。

 

どうしてスノーケルを軽視してしまう人がいるのか

まずはなぜ、スノーケルが軽視されてしまうのか今まで聞いてきた話も踏まえて考えていきたいと思います。

一番よく聞く理由としてはスノーケルをわざわざ使わなくてもレギュレーターで水面でも呼吸できるということです。

ボートファンダイビングではそもそも水面移動をすることが少なく、水面に長い時間いるということが稀でスノーケルを装備していても使用頻度が少なかったり、短い水面移動の後スノーケルからレギュレーターに加え変えるのがめんどうだったりするというところから最初からレギュレーターだけで大丈夫という方が多いように感じます。

また、顔の横にスノーケルをつけていると視界に入ったり、顔に当たって邪魔だったりするというところもスノーケルを付けない理由になるのかと思います。

 

ここまでで、水面でもレギュレーターを使うから基本的にはスノーケルを使わないし、あまり使わないスノーケルを顔の横につけると邪魔という考えからスノーケルを付けないという方が多いと言う印象を受けます。

これだけ聞くと確かにスノーケルは使わないかもと思った方もいるかもしれません。

それではここからは、そんなスノーケルを軽視するような理由を差し引いても私がスノーケルを携行した方がいいと考える理由と役立つ場面についてお話ししていきます。

 

いざという時あったら役立つスノーケルを携行する理由

私が考えるスノーケルを携行することの理由は持っていれば使うという選択肢が生まれるところです。

確かに、通常ボートファンダイビングでは船でポイントまで移動してエントリーしたらすぐ潜降して、船のそばで浮上してエキジットします。

この間スノーケルを使うことは少ないですが、例えば万が一エア切れになってしまった場合レギュレーターでは呼吸が出来ないですし、船から遠い場所で浮上することもあるかもしれません。

そんな時スノーケルを持っていればスノーケルを使って船まで水面移動と言う選択肢を持てるのです。

スノーケルがなければ泳ぎにくいですが常に顔を上げて海水を飲まないように注意しながら泳がないといけないと言うことになるかもしれませんね。

また、事故などでレスキュー呼吸をしなければならない場面に立ち会った時、スノーケルがあればマウス・トゥー・スノーケルで息を吹き込むことも可能です。

状況に応じてレスキュー・ブリージング・マスクがない場合でもマウス・トゥー・マウスで直接口に吹き込むことなく対応するという選択をできるようになります。

他にもボートダイビング以外の場面で、ビーチでダイビングをする際にはたくさん水面移動をする場合がありますよね。

そんな時にスノーケルがあればスノーケルで呼吸をしますが、なければレギュレーターで呼吸をして水面移動中エアを消費することになります。

スノーケルを持っていれば使うか使わないかはその場の状況判断で決めることが出来ますが、持っていなかった場合最悪の場合は重大な事故に繋がってしまうこともあるのです。

 

また、顔の横につけるのが邪魔と言う方に関しては折りたたみ式の小さくしてBCDのポケットなどに入れておけるようなスノーケルもございますのでそういった形でスノーケルを携行して頂ければ邪魔にならずに水面でのリスクを減らすことができるのでおすすめですよ。

スノーケル

上の写真のようなスノーケルが下の写真のように折りたたんで丸くなって持ち運びも便利になりますよ。

折りたたみ式スノーケル

海の上では何が起こるか分かりません。

少しでもリスクを減らすためにも安易にスノーケルはいらないと言うのではなく、必ずスノーケルを持ってダイビングを楽しんで頂きたいと思います。

 

まとめ

さて、今回はスノーケルの必要性について、改めてお話をしていきました。

ダイビングでトラブルに遭遇した時に、場合によってはスノーケルを持っていると持っていないで大きく差が出てしまうこともありますので必ずスノーケルは持ってダイビングをしてくださいね。

また、トラブルが起きた時も冷静に状況を見てスノーケルを使うのか使わないのか的確に判断できるとなお良いですね。

自分の身を守るためにも適切な装備をしっかりと準備して安全にダイビングを楽しんで行きましょう。

では、また!

 

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投稿者:神尾

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