地形好きにはたまらない!全長20mのケーブダイビングを楽しめる『ワープホール』をご紹介!
こんにちは!スタッフの池田です。
春先から秋口までがシーズンとなる伊良部島周辺のダイビングスポット・ポイント。
今回のうみコラムでは伊良部島エリアの地形ポイント・スポットの1つ『ワープホール』についてご紹介していきたいと思います!
宮古島で本格的なケーブダイビングを楽しめる『ワープホール』
『ワープホール』は全長20〜25mほどの水中洞窟がメインスポットで伊良部島エリアの地形ポイント・スポットの中で一番長い洞窟とされています。
ポイントの場所としては『L字アーチ』と呼ばれる地形ポイントの近くにあり、棚の上を泳いで行かずに洞窟を通るとL字アーチのところまで行けてまるでワープしたようだということから『ワープホール』と名づけられたようです。
当店では安全マージンもかねて『L字アーチ』と『ワープホール』は別々でご案内させていただいています。
また、ワープホールの洞窟の入口は水深28mの深場にあり、洞窟の内部は暗く手狭な箇所もありますのでどなたでもご案内できるという訳ではなく、中・上級者向けかつ人数制限をした上でのご案内をさせていただいています。
中・上級者向けの地形スポットにはなりますが、この『ワープホール』は最高に綺麗で好奇心をくすぐられる楽しいところなのでこれから詳しくご紹介していきますね!
私のお気に入りポイントの1つなので是非読んでいただければと思います🥰
ワープホールのオススメの見どころ
探検気分を存分に味わえる真っ暗な洞窟
見どころ1つ目はメインの洞窟!
宮古島での地形ダイビングといえば、頭上などに穴が空いていてそこからの光の差し込みが綺麗な地形ポイント・スポットを想像する方が多いと思いますが、ワープホールはそうではなく出入口のみ穴が空いている完全真っ暗な洞窟なんです!
ですから、「この先はどうなっているんだろう」「洞窟内はどんな感じなんだろう」と探検気分だったりドキドキ感がとても味わえるんですよ。
水中ライトで辺りを照らしながら進む時のこのお宝探しをしているようなドキドキ感がたまらない!私がはじめてワープホールに行った時、「なんだここ!?楽しい!」ととても興奮したのをよく覚えています笑
また、洞窟内では暗い場所を好むアカマツカサやミナミハタンポ・リュウキュウハタンポという魚が主に見られます。数もすごく多いですよ!
水中ライトで辺りを照らすとわさわさと群がっていて暗い場所を好むお魚なので水中ライトをあてると「眩しいよ」と逃げ回り、その姿がとても可愛らしい☺️
アカマツカサの綺麗な赤色が映えたり、ハタンポたちの銀色の身体が乱反射によりキラキラする姿も綺麗なのでこちらも合わせて楽しんでいただけたらと思います!
洞窟内ではまれにイセエビに会えることもあるので、水中ライトを照らして探してみるのもいいかもしれないですね✨
暗い場所だからこそ映える『出入口の海の青み』
地形ダイビングの見どころの1つといえばやっぱりこれ!洞窟の出入口の海の青み!
ワープホールは真っ暗な分、海の青みが映えてとても綺麗な景観を楽しむことができます。
私、洞窟から見る出入口の青み大好きなんですよね😊
青さだけでも十分綺麗なのですが、洞窟の黒に出入口の青、そしてアカマツカサの赤色が合わさった時の景色もとても綺麗。
他でも似たような景観を楽しむことができますが、ワープホールは他と比べるとアカマツカサの数が多いので、より印象深い景観を楽しむことができるのかなと思います!
洞窟を入った後、そのまま進むのではなく後ろを振り返ってみると綺麗な景観を楽しめますよ☝🏻
真っ暗な洞窟を進んだ先に綺麗な景観があると思えば、道中はもっとドキドキとワクワクがとまりませんね。
是非皆様にも一度は見ていただきたいオススメのポイントです!
潜る際の注意点
では、次に潜る際の注意点をお伝えしていきますね。
頭や身体をぶつけないように辺りを見渡そう
はじめにもお伝えした通り、ワープホールは手狭な箇所がいくつかあります。
ですから、頭や身体・背負っているシリンダーなどをぶつけないように辺りを十分見渡して泳ぐようにしてください。
洞窟の中は真っ暗なのでしっかり水中ライトで辺りを照らすようにしてくださいね。
水中ライトをお持ちではない方もダイビングの際はお渡ししていますので、ご心配なく😌
また、あまり前につめすぎると前の方のフィンがあたったりもしてしまうので、適度な距離感を保って進むようにしてくださいね。
浮力調整をこまめにする
最大深度が28mと深場でのダイビングになりますので、深度を落とす際はこまめに吸気するようにしてください。
また、出口は少し傾斜になっていて深度が浅くなります。洞窟から出る際に浮力が着きすぎていると頭をぶつけたりひっかかったり、出た後に急浮上になったりしてしまいますので、このような事がないようにしっかり排気することにも注意していただければと思います。
こまめに残圧確認をする
最大水深が28mで洞窟は全長20〜25mとダイビングの半分以上は深場で過ごすことになります。
ですから、洞窟に入る前・洞窟内でもこまめに残圧を確認するようにしてください。
真っ暗だと残圧計を見ても見えないんじゃないのかと思いますが、残圧計は蓄光になっていて水中ライトを最低でも3秒ほどあてていただきますと緑色にひかり、残圧を確認することができます。
どのダイビングでも残圧確認は大切ですが、ワープホールに行く際は特に注意して確認していただければなと思います。
深呼吸を心がける
ワープホールの洞窟内は真っ暗ですので、心拍が上がり無意識のうちに呼吸がはやくなってしまう事があります。
少し息苦しさを感じたら無理に進むのではなく、岩肌に掴まるなどして一度立ち止まり呼吸を整え、ガイドに伝えるのことが大切です。
洞窟内でなにかを伝える手段として水中ライトを使ったサインがあります。
水中ライトの電源を入れ、ガイドの視線に入るように縦に振る。こちらは『注意をひく』というサインです。
また、ライトを横に振る。こちらは『緊急事態』という意味があります。
伝える手段のひとつとしてこちらも覚えておくと良いのかな思います。
地形ダイビングに限らずですが、少しでも体調がおかしいなと思った場合は迷わずサインや合図を出して担当のガイドに伝えるようにしてくださいね。
ここまで『ワープホール』をご紹介してきましたが、ポイントについて知っていただけましたでしょうか?
中・上級者向けの地形ポイント・スポットにはなりますが、本格的なケーブダイビングが楽しめて綺麗な景観を見ることができますので是非気になった方は遊びに来ていただければなと思います。
『ワープホール』おすすめですよ🙌🏻
では、またお会いしましょう👋
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投稿者:いけ
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