セノーテツアー4日目/Zapote
こんにちは、スタッフのみきです。
行ってきました、引き続きツアーログをお届け致します♪
ここまで毎日3ダイブずつ潜ってきましたが、この日はディープな2ダイブ。今までのポイントが集まるエリアとは逆方向のプラヤ・デル・カルメンからカンクン方面に向かい、プエルトモレロスという街の西側にあるジャングルの中へ。まず到着したのは『Zapote』。
ドスオホスパークに似た大きな公園の敷地内に位置し、ダイビングだけでなくジップライン等のアクティビティも充実した立派な観光地のようです。人が多く賑わう場所なだけあり施設がキレイ。特にテーマパーク並のトイレにはびっくりしました。
各セノーテは所有している個人又はコミュニティによって、施設やカメラ持ち込み料金の有無が異なります。つまり、キレイなトイレがあればその逆もあるということです(笑)
カメラ持ち込みについても、無制限のところがあれば有料のところもあります。料金は所有者の気分で流動的?カメラのサイズ感等で言い値っぽいです。ちなみにここセノーテ・サポテはオリンパスtgシリーズのみ250ペソ、Goproは無料でした。
ではでは~、器材を背負って飛び込み台脇に沿う高い階段を降り、ちょっと不思議なセノーテを見に行きましょう。
現在より海面位が30mも下回っていた10,647年も昔、この深いセノーテの底を覗き込んだナマケモノの先祖が落ちたんだとか・・
作り話ではなく、2010年水深50mのところにちゃんとした化石も発見されています。「ポーテ」という愛称で、ダイブサイトに飾られている実寸大の絵は体長2.5m!
狭いシンクホールと呼ばれる竪穴型セノーテを、1チームごとに時間を置いて順番にエントリー。深くまで進んでいく光を辿り、ただひたすら潜降していきます。
透視度も悪い中段々と光も届かなく薄暗くなっていく頃、辺りに見えてくる釣鐘型をした鍾乳石群。別名ヘルズベルズ。
おー!これが見たくて個人的に凄く楽しみにしていたポイントだったので、実際に目した瞬間ひとり歓喜・・
今まで見てきた氷柱状に先が尖った鍾乳石は、水中でそれ以上成長することはありませんでしたが、この鍾乳石は水中でも成長し続けているというのです。不思議でしょう?
バクテリアが関係してこのような釣鐘型の鍾乳石が形成されているというのですから、尚不思議。
カメラの顕微鏡モードで近づくと結晶になっているし、ナニコレどうなってるの?
人ひとりスッポリ入っちゃう程大きなものから、雫型に垂れる小さいものまでサイズも様々。
実態は今もまだ調査中で正確に分からないこともあるようです。見れば見るほど知れば知るほど謎。不思議。とっても興味深いセノーテ。
ですが、そうこうしてる時間もあまりなく;
Max30mのディープダイブなので、深度管理と減圧不要限界にも要注意です。異世界空間に居られる限られた時間はとても貴重なものでした。
投稿者:みき
関連記事
-
水中環境を守っていくために私たちダイバーができること
こんにちは!スタッフの池田です。 今回のうみコラムでは海の現状と水中環...
-
堂々とした姿はまさに圧巻!洞窟地形35ホールの魅力
こんにちは!スタッフの奥山です。 今回のうみコラムは、下地島エリアの地...
-
見どころ多数あり!他とは違う体験ができる『ミニ通り池』
こんにちは!スタッフの池田です。 いきなりですが皆さん、下地島の地形ポ...
-
スクーバ・ダイビングにおけるダイブコンピューターの携行する必要性
こんにちは!スタッフの神尾です。 突然ですが皆さん、ダイブコンピュータ...
-
PADIオープンウォーターとアドバンスドオープンウォーターの違いとPADIアドバンスドオープンウォーターを取得するメリット
こんにちは!スタッフの池田です。 今回はスクーバダイビングのライセンス...
新着記事
-
水中環境を守っていくために私たちダイバーができること
こんにちは!スタッフの池田です。 今回のうみコラムでは海の現状と水中環...
-
オープンウォーターダイバーからステップアップ! Kさん 遊びの達人PADIアドバンスド・オープンウォーターダイバー認定
こんにちは! 竹内です。 本日は、ビーチにてO様のライセンス取得コース...
-
昨日の白濁した透視度から一転! 透視度30mオーバーの青さ際立つ伊良部島ダイビング
こんばんは! 竹内です。 いよいよゴールデンウィークが近づいてきました...
-
リピーターさんの要望に応えてあまり行かないポイントへ行ってきました
こんにちは!スタッフの神尾です。 昨日は天気は曇りで、波とうねりもあり...
-
約半月ぶりの下地島エリアでのダイビングは、魅惑に富む洞窟ダイビング
こんばんは! 竹内です。 4月も半ばを過ぎ、初夏を思わせるような気温2...
前の記事: オーバーホール受付について
次の記事: 休業延長のお知らせ
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この投稿のコメント・トラックバックRSS