バックアップ空気源をロングホースにするメリット
はいさい 竹内です。
今日は、バックアップ空気源のホースの長さについて書きたいと思います。
レジャーダイビングの装備に目を向けると、バックアップ空気源(オクトパス)のホースの長さは80cm前後が一般的となってます。
PADIオープンウォーターコースの中で、バディが空気が少ない・空気切れのハンドシグナルをし、ガスシェアをするスキルがあり、すでにダイバーの皆さんは、体験済みだと思いますが。
コースの中で、ガスシェアを停止・移動・浮上の3つ行います。その際、バックアップ空気源の貰い手の方は、バディとちょっと離れただけで口からバックアップ空気源が外れそうになった!
なんて体験をされた方も多いと思います。
実は、移動する際ホースがピーンと張ることによりバックアップ空気源が引っ張られるからなんです。
ガスシェアは、緊急事態でストレスレベルも高まるので、しっかりした対応ができないとパニックになってしまいます。
そんな時を想定し、オススメなのが
バックアップ空気源のホースを長くする!!
背中にシリンダーを2本背負うバックマウントやサイドマウントは、バックアップ空気源に使用するホース長は210cmもあるんです。
この位の長さがあると、ガスシェアをしても動きに制限はなく、移動することができます。
画像下:一般的なシングルバックマウント用レギュ
バックアップ空気源ホース長80cm
見比べていただくと一目瞭然。
やはり長い方が、水中ではメリットがありますが
どのように携行すれば
ホースが長いと絡まるのが心配
などありますが
バックアップ空気源にロングホースをつけた際の装着は、このようになります。
右胸元にある白いセカンドステージにロングホースがついてます。
もう一つのセカンドステージは、ゴムバンドを付け首から吊るします。
ファーストステージから右の脇を通り、左の胸元→首の後ろ→右の胸元に配置します。
このような装備だと、ロングホースが絡むことなく、いつでも直ぐにガスシェアする事ができまし、セカンドステージをブラブラしないので、水底や水中動生物との接触することがありません。
水中では、ロングホースがついているセカンドステージがメインとなります。
ガスシェアをする際は、首からネックリングでぶら下げてるセカントステージに交換し、ロングホースのセカンドステージをバディーに与えます。
皆さん、いかがでしょうか!?
ガイド付き水中ツアーでは、ガスシェアは一般的にガイドが行いますが、あくまでもダイビングはバディシステムで潜ります。
ガイド任せではなく、バディがガス切れやガスが少なくなった際の対処方法ができることは、とても大切です。
このシステムの組み換えは、ロングホース1.5~2mほどの長さがあればできます。
従来方式でもバックアップ空気源のホースは、ガスシェアの観点から1m位はあった方がいいでしょう。
ダイビングでは、ガス切れは想定できるトラブルの一つ。
そのトラブルをどうやれば防ぐ事ができるか、そして万が一なったときの対処方法や装備をしておくことが、何よりも重要だと思います。
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投稿者:たけ
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