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スクーバ・ダイビングにおけるダイブコンピューターの携行する必要性

こんにちは!スタッフの神尾です。

突然ですが皆さん、ダイブコンピューターを上手く活用してダイビングをできているでしょうか?

今回は、水中での無減圧潜水時間や水深などを教えてくれたり、ダイビング後のログ付けの際にデータをみたりと安全で楽しいダイビングをするためには必要不可欠なダイブコンピューターについてお話ししていきます。

 

 

安全で楽しくダイビングをするための必須アイテム『 ダイブコンピューター』

ダイブコンピューターを使う主な3つの理由

  • 減圧症になるリスクを下げるため
  • ダイビングの記録を残すため
  • ダイビングの計画を立てるため

 

減圧症になるリスクを下げるため

まず、1番重要なダイブコンピューターを使う理由は減圧症になるリスクを下げるためです。

ダイブコンピューター ダイビングモード

ダイブコンピューターは、水中に入り、ダイビングモードになると以下の情報を表示、警告してくれます。

※ダイブコンピューターの種類によっては表示されない項目もあります。

水深、最大水深(現在の自分がいる水深、1ダイブ中の最大水深)

潜水時間(自分が水中に入ってからの時間)

無減圧潜水時間(減圧停止をしなくても安全に浮上出来る時間)

M値警告(体内窒素の取り込み過ぎを防ぐための警告)

体内酸素量、体内窒素量(体に溶け込んだ酸素量、窒素量もしくは、酸素分圧、窒素分圧)

浮上速度アラーム(浮上速度が速いことの警告)

安全停止時間(水深が5m付近になると3分間もしくは5分間のカウントダウンが始まる)

 

これらの安全にダイビングをする上で必要不可欠な情報を参考にして減圧症を防ぐことに役立てます。

また、ダイビング後のサーフェスモードでは、残留窒素排出時間やサーフェスインターバル、飛行機搭乗待機時間を表示してくれるのでダイビング後の安全管理にも活用しましょう。

 

ダイビングの記録を残すため

2つ目のダイブコンピューターを持つ理由ですがログ付けのためです。

ダイブコンピューター ログモード

ダイブコンピューターはダイブログを記憶して、ログ付けに必要なデータを表示してくれます。

ダイブログをしっかり記録をしておくことで、初めて行くショップで今まで自分がどんなダイビングをしてきたかの証明になりますので、ダイブコンピューターを活用してしっかりログ付けをしておきましょう。

 

ダイビングの計画を立てるため

3つ目のダイブコンピューターを持つ理由ですが、ダイブプランを立てる時に役立ちます。

ダイブコンピューター プランモード

ダイブコンピューターはこれから潜る予定の水深ごとに無減圧潜水時間を表示してくれるので、事前に計画を立てることができます。

ダイブプランナーの変わりに簡単に使える機能でセルフダイビングをする時などは、ガイドの助けもないので覚えて活用できるようにするととっても便利ですよ。

 

 

ダイブコンピューターを使う時の注意点

まず、ダイブコンピューターの表示や警告ギリギリのダイビングをしないことが重要です。

なにかトラブルが起こってしまった時も、余裕を持ってダイビングをしていれば対処できますが、余裕のないダイビングをしてしまうと重大な事故を繋がってしまうこともありますので十分注意してください。

また、どんなに窒素が身体に溜まるダイビングをしていても、浅いところに行くと無減圧潜水時間が深いところより長く表示されるので、窒素が体が抜けたかのように思ってしまい、限界ギリギリまで体内窒素を溜め込んでしまうことがあります。

大切なのは無減圧潜水時間よりも体内窒素量の管理、体に窒素を溜め込まないこと、というのを絶対に忘れないようにお願いします。

次に、バディやガイドがダイブコンピューターを装着しているからと言って自分がダイブコンピューターを使わなくていい理由にはなりません。

ダイブプロフィールは人によって変わってきますので、自分の身を守るためにも1人1台ダイブコンピューターを持つように心がけてください。

 

ここまで注意点について話してきましたが、ダイブコンピューターは1人1台づつ持ち、表示される値を過信するのではなく、参考にしながらしっかりと安全マージンをとって余裕を持てる範囲でダイビングを楽しめるようにしましょう。

 

視認性がいいダイブコンピューターを使おう

ひとくちにダイブコンピューターと言っても、色んなメーカーが色々な種類のダイブコンピューターを販売しています。

ソーラー充電式の物や電池交換が必要なもの、液晶カラーで見やすい物やデザイン性があって普段使いしやすいものなど様々です。

1番はやはり、水中での見やすさや操作性を重視して安全なダイビングに繋げて頂きたいです。

スマホと連携してログをアプリで管理できたり、残圧の確認をダイブコンピューターでできるようになるものなど便利な機能を持ったダイブコンピューターがありますので、自分に合ったダイブコンピューターを探して見てください。

 

 

 

皆さん、ダイブコンピューターの必要性についてよく理解していただけたでしょうか?

私がダイビング初心者だった頃にも、担当して頂いたインストラクターの方に機材は何から買うのがいいか相談したところ、まずはダイブコンピューターとアドバイスをもらった程重要なアイテムになります。

まだ自分のダイブコンピューターをお持ちでないという方も、当店では写真で使っているダイブコンピューターを貸し出ししておりますのでご安心ください。

自分に合ったダイブコンピューターを使って、安全で楽しいダイビング生活に役立てていただけたらと思います。

では、また!

 

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投稿者:神尾

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