初めてのボートダイビングのコツ
こんにちは!スタッフの奥山です。
今回は、ボートダイビングをしたことがない人でも安心して楽しんで頂けるよう、ボートダイビングの良さや気をつけること等ご紹介します!
ビーチダイビングとはまた違った楽しみ方を知り、自分の中のダイビング世界を広げちゃいましょう!
ボートダイビングの楽しさを知ろう!
皆さんはボートに乗ってダイビングをしたことがありますか?経験の無い方は、「ボートでいきなり水深の深い場所からエントリーするの!?」とちょっと怖さがあるかもしれませんね。私も初めてボートに乗ってダイビングをした時は、「深いところなんて無理!酔いそうだし怖い!!」ってなっていました笑
ですが、気をつけるべき事や楽しみ方を教えてもらってからはとても楽しくダイビングが出来ています。皆さんもここで一緒に勉強をして、ストレスのないダイビングをしていきましょう!
ボートダイビングの利点
先程、冒頭でビーチダイビングとは違うと述べました。では何が違うのか、3つの項目に分けてご説明していきます!
1.移動距離
ビーチで潜るとなると、重たい器材を背負った状態で長い距離を歩くことになります。しかも、足元が砂地になるので歩くだけでも一苦労ですよね。潜り終わったらまたビーチを歩いて器材交換をしてと、考えただけでも息があがりそうになっちゃいます。笑
比べてボートダイビングでは、船の上でセッティングをして、ポイントのすぐ近く、もしくは真上からエントリー出来ちゃいます。エキジット後も、ほとんど歩くことなく器材交換が行えます。
潜っている最中というよりも、器材を背負ってエントリーするまでがキツいと仰っしゃるゲストさんも少なくありません。私もその気持ちに激しく共感です。笑
2.ポイントの幅
ビーチからだとポイントまでの移動距離が限られてきます。ですがボートだと沖の方のポイントや崖際のポイントまで行けちゃいます!宮古島のようにおもしろい地形が多い場所では、ボートで出てダイビングを楽しむことが多いです。
ビーチダイビングももちろん楽しいです。砂地にしか居ない生物とかもいますからね〜。ですがやはり、魚影の多さや底生生物の種類などはボート出てで更に水深が深い場所に潜ったほうが多いです。ですので、水中生物が好き!って人には特に、ボートダイビングがオススメですね!
3.海峡状況の影響
風が強い日は特に、波が高くなります。そうなると海に出れるかどうかの判断がとても大事になってきます。波が高い時にビーチからエントリーするのはとても大変ですよね。私も一度経験したのですが、波で足がさらわれてなかなかエントリー出来ませんでした😢しかしボートダイビングとなると、ビーチからでは厳しい波の高さでも、港から船に乗り込みそのまま海に出れちゃいます!かといって油断は出来ないですよ?波が高いことには変わりないので、船もかなり揺れます。器材を背負う時やエキジットの際にも最新の注意が必要です!
このように、ボートダイビングの利点は沢山あります!知れば知るほどワクワクしてきちゃいますね!
ボートダイビングの楽しみ方と注意点
先程述べたように、良い点も沢山あるボートダイビングですが、楽しむためにも気をつけなければならない事もあります。皆さんにも安全に楽しんでいただきたいので、その説明をしていきますね〜。
〈楽しみ方・注意点〉
コミュニケーション
ボートダイビングでは、自分たちのグループだけでなく、他のグループの方も一緒に乗る事が多いです。初めましての方達と接するのは緊張もしますよね。ですが、海が好きで集まっている人ばかりです。楽しい!好き!を共有し合えることはすごく嬉しいことです。私はゲストさんと話している時間もダイビングを楽しむ時間の1つだと思っています!!笑
周りへの配慮
また、人数が多いということは器材やタンクの数も多いということになりますよね。自分達のことだけではなく、周りへの配慮もとても大事です!これはボートダイビングに限ったことではないのですが、ボートだと船の上以外過ごす場所がありません。ですので、皆が気持ちよく過ごせる様に周りへの配慮を心がけましょう。
船酔い
酔わないか心配、、って方もいらっしゃいますよね。うちのゲストさんでも酔い止めを飲み忘れてしまい、辛い思いをされる方が少なくありません。『自分、乗り物弱いんだよね〜』という方は、自分に合った酔い止めを飲んでからボートに乗ることをオススメします。
また、薬飲んだけど酔ってしまったという方は、船尾(船の後ろ側)の方で過ごすことをオススメします。その理由として、船は船首(船の前側)よりも船尾の方が揺れが少ないからです。私もたまに体調が優れない時や睡眠が足りていない時は酔っちゃいます。そういった時はなるべく船尾に移動したり遠くを眺めたりして過ごしています。
もう一つ、寝てしまうというのも一つの手ですね。これは看護師さんから聞いた方法で、視力、聴力、嗅覚全てを遮断すると酔いは治まるそうなんです!ダイビングの合間の休息時間を寝て過ごすというのも有りなのではないでしょうか。
エントリー
ボートダイビングとなると、船下が10m以上と深い場所も多くあります。足が地につかない分、しっかりと浮力を保ちながら周囲をよく見て潜降しましょう。難しい場合は、潜降ロープを船から垂らしておき、それに掴まりながらゆっくり潜るといいですね。
緊急時
万が一、ダイビング中に緊急事態が起きた時の為に、船には救命・応急処置用の道具、AEDが積まれています。どうせ使わないだろうと軽く考えず、どこにしまってあるのか把握しておくようにしましょうね!船によって積まれている場所は違うので、船長さんに聞いたりして、いつでも対応出来るようにしておきましょうね。
ここまで沢山のことを述べてきましたが、楽しむためにも気をつけなければならない事も多いということを理解して頂けましたでしょうか。これでボートダイビングを楽しむ準備は完璧ですね!是非一緒に、綺麗で楽しい宮古島でのダイビングを満喫しましょう!✨
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投稿者:おく
2023/08/03 | うみコラム , ボートファンダイビング, 宮古島ダイビング
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