宮古島ダイビング通信:マクロダイブ

週間天気予報では、この一週間『晴れマーク』がずらっと並ぶ宮古島ですが

朝から雲が多く、すっきりしない一日でした。しかも昨日より風がつめたい！！

もぉ～この寒さ、いい加減にしてもらいたいですね。

4月～5月上旬ころまでは、大陸高気圧の張り出しや前線や低気圧の通過などで

不安定なコンディションなんです。日によっての体感的な寒暖差が大きくなる時期でもあります。

これからお越しになられるみなさん、ご注意くださいね。

 

今日は宮古島在住のリピーター・Tさんとマンツーマンダイビング。

Tさんのリクエストは『ウミウシ』

と、言うことで今日は地形ポイントに船は係留しましたが洞窟には行かずに、ひたすら

水底や壁、ゴロタを駆けずり回り、リクエストのウミウシをはじめ小物をじっくり探してきました。

Tさんは、サンアイランドがエンリッチドエア充填施設を導入後、すぐにPADIエンリッチドエアSPコースを

受講され、サンアイランドでダイビングをする時にはエンリッチドエアで潜られてます。

エンリッチドエアを使用したダイビングは、今日のようなじっくり小物を見つけ写真を撮る

フォト派ダイバーにはおすすめ！！

その訳は・・・

空気で潜る時よりも身体に溶け込む窒素量が少ないので、使用するエンリッチドエアの酸素分圧や

深度によっても異なりますが、2～3倍ほど空気に比べ減圧不要限界が長いので、じっくり潜ることが

出来るんです。但し、理論上は長く潜ってはいられるんですがガス量は空気もエンリッチドエアも同じ

タンクを使用するので、潜っていられる時間は変わりはあまりありませんが、ご案内するコースなどは

空気で潜るのよりかなり選択の幅が広くなります。

今日のダイビングも、エンリッチドエアの恩恵があってこそ可能なダイブプロフィールでした。

エンリッチドエアSPコースの資格をお持ちでないオープンウォーターダイバー以上のライセンス

カードがある方は、ファンダイビング中にエンリッチドエアをお試しで使える『体験プログラム』を

サンアイランドでは常時開催しております。

現地にいらしてからでもお申込み頂けますので、今年こそエンリッチドエアダイブをしてみてはいかがですか！？

エンリッチドエアについてご不明な点などある方は、お気軽にスタッフまでお知らせください。

 

 

では、今日の海情報。

天候：晴れ　気温：24℃　水温：21℃　風向:北東　波の高さ :1.5m  透明度：20m

＜1本目:ドロップNO.1＞

＜2本目:ミニ通り池＞

＜3本目:なるほどザ・ケーブ＞

 

 

1本目は通常コースではロウニンアジ狙いなのですが、ウミウシ狙いで『ドロップNO.1』へ。

このポイント、実は壁面に藻やヒドロムシ・コケムシ・カイメンなどウミウシの好物が付着しており

米粒を見る勢いで、じっくり周りを見てゆくと、いろんなウミウシと出会えるんです。

ウミウシ好きにはおススメポイント！！

頭上を1.5mオーバーのロウニンアジが通り過ぎても、写真を撮ることなくただただ壁面にへばりつく

変てこダイバーのわたしとTさん。その甲斐あってこんなウミウシを見つけちゃいました。

『英名:スパニッシュダンサー』と呼ばれている、成体はウミウシの中では最大級の大きさになる

『ミカドウミウシ』の幼体。

ウミウシも恋の季節なのか！？

ペアで身体の側面にある生殖器を伸ばし交接している『ゾウゲイロウミウシ』

宮古島ではこのポイント以外ほとんど見かけたことがない、レアな『シロタスキウミウシ』

どっぷりウミウシワールドにハマってきました(笑

 

 

2本目は『ミニ通り池』と言っても、今回は池に浮上せずこちらでもウミウシ探し。

ウミウシではないんですが、先日見つけたあの子いるかな～？？？と、行ってみると

ちゃんといました！！カイメン・ホヤになりきってるようでした。

じっくり見ないとガイドでもスルーしてしまうほどのカモフラージュの達人『クマドリカエルアンコウ』

クマドリカエルアンコウって、白地に茶の模様の子が人気がありますが、この子も可愛いですよー。

頭部のエスカをピョンピョン動かしてる仕草に爆笑。

ここでのウミウシは『キスジカンテンウミウシ』

正面から見ると、まるで『牛』のようだわ。

 

 

3本目は『なるほどザ・ケーブ』

穴は無しでけどね(爆

ここでは『ムラサキウミウコチョウ』を見つけたんだー。

ウミウシ三昧の今日のダイビングにTさん、とても満足そうでした。

今度は『ウミウシ御殿』でガッツリ『ウミウシ探し』をしましょうね。

 

 

 

 

投稿者:たけ

 

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